「セミナーで人に教えるとき、一番重視しているもは何ですか?」

こんな質問をされたとしたら、私だったらこうこたえます。

 「空白」

であると。

その心は、講師がなんでもかんでも話せばいいわけではないから。

うちの言葉では、

 相手の脳内マップを操作する

なんて言いますが、聞いてるほうが自分で考えるための余地を「空白」として残してあげるのが重要だと思うんです。

逆に、一方通行で講師が勝手にしゃべってるだけのセミナーはきいてて疲れますもんね。

というのも含めてセミナー講師としての「基本動作」を余すと来なく解説してくれているのがこちら。

松尾 昭仁著、セミナー講師で稼ぎたいと思ったら読む本

講師やる人なら、読んでおいてゼッタイ損はないですよ。

たとえば先ほどの「空白」は、

 レジュメには講演内容はすべて書かない (165p)

なんて形で解説されています。

ほかにも、一見ベタだけど実は大事な

 ・スタッフには名札をつけてもらう

とか、

 ・人件費をかけない

とか、役立つノウハウが余すことなく公開されています。

著者は、講師育成で実績をあげている松尾さん。

だからこそのノウハウに納得です。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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