こう見えて意外と新しもの好きのワタクシはスマートウォッチも持っています。先日のメルマガで紹介したPebbleというのがそれです。

スマートウォッチというからにはいろいろできて、パッと見に面白いのは時計表示が変えられること。デジタルだろうがアナログだろうが、ちょっと変わったミッキーマウスの時計だろうが、思いのままです。あとは、活動量計(万歩計)も付いていて、「もっと歩こう」なんて動機付になるのも嬉しいですね。

一方で、スマホとの連動とかほとんどしないですけどね。着信アラームは、スマホ自体を見ればいいわけですし。あえて言えば、活動量計の記録を取るのに使うぐらいですな。ただ、Misfitってアプリ使ってるけど、この同期が今イチ昨日しないので困ってるんだけど。

そして見逃せないメリットは充電が1週間に1度ぐらいですむこと。うわさによるとApple Watchは毎日充電しなければならないみたいじゃないですか。それはさすがにカッタルイですよね。その秘密は、Pebbleの表示に電子ペーパーが使われていること。e-inkというヤツで、考えてみれば2003年ぐらいにケースで読んだのがこうやって製品化されるってのは感慨深いですね。

ちなみに、気付けばPebble関連のアプリとかハードウェアを作るユーザーのコミュニティができてるみたい。自前の充電用クレードルとか、日本語化用のキットとかあってすごいですね。こういう「生態系」ができてくると、その製品は本格的に立ち上がったって気がしますね。

「ウェアラブル」ってこういうコトなんだな、って思います。てのは、明らかに使い方が違うのね、スマホとスマートウォッチは。スマホは「わざわざ見る」って感覚があるんだけど、スマートウォッチは「気付かないけどそこにある」という感じ。バイブレーター機能で、ときどき「ブルッ」となって気付くぐらいで。これと、先ほどの活動量計で書いた、ライフログとの相性はバッチリで、本格的に普及するとこのデバイスは「化ける」気がします。

apple watch photoPhoto by blakespot

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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