ワタクシ、体は丈夫で体調を崩すことはめったにないんですよ。

ていうか、講師の職業病とも言えますが。だって、講師がダウンするわけには行かないですからね。たとえ風邪を引いたとしても、「なかったフリ」をしているんだと思います。無意識のうちに。

ところが。

今朝からお腹が痛くて困っています。

原因は、昨夜食べたカルパッチョ。いや、おいしかったんですけどね。あたっちゃったみたいです。

もっとも、それに気付いたのは朝になってからですから、呑気と言えば呑気なんですが。

朝起きたら、突然オクサマが聞いてくるわけじゃないですか。

オクサマ
カルパッチョ食べた?
ワタクシ
うん
オクサマ
大丈夫だった?
ワタクシ
え?だ、大丈夫って?
オクサマ
賞味期限切れだったんだよね~。ハッハッハ

なんか、朝から腹具合がオカシイと思ったらそのせいか。

ワタクシ
いや、お腹ヘンなんだけど
オクサマ
あたっちゃったか~

おいおい、昨日の段階でいっといてくれよ。

オクサマ
ま、キミは胃腸強いから、大丈夫でしょ。

MBAでも学ぶ聞き手のタイプ分け

普通に聞いたらひどい話ですよね。

ただ、ワタクシ、個人的にはこういう風に言われた方が良いのね。

だってもし、

オクサマ
ごめんなさい。大丈夫?お粥作ろうか?大丈夫かしら オロオロ

とかされたら、イヤじゃないですか。

ワタクシ
いや、オレは何食っても平気だから キリッ

って言い返したくなりますよね。

これ、ソーシャルスタイルで考えると、すごく良く分かると思います。

コミュニケーションタイプの分類として、「意見を言うのか、言わないのか」「感情を出すか、出さないか」で4タイプに別れるヤツね。

ちなみに、こちらは私が教鞭をとる米マサチューセッツ大学のMBAプログラムでも、簡単に紹介します。もともとの講義スライドにはなかったんだけど、まあ、使いやすいフレームワークなので知っておいて損はないので。

socialstyle

親しい人はご存じの通り、私のネイティブなソーシャル・スタイルは「ドライビング」。

そうすると、人に心配されたり、過剰にかまわれたりするのはイヤなタイプ。むしろ、先ほどのように、

オクサマ
ま、キミは胃腸強いから、大丈夫でしょ。
ワタクシ
お、おう。まかしとけ

というコミュニケーションが一番気持ちいいのです。

他のソーシャルスタイルを考えてみた

じゃあ、他のスタイルだったらどんな風に対応すればいいかを考えてみました。

エクスプレッシブ

オクサマ
うっわ、お腹壊すなんて初めてじゃない?めっずらしいね~。すごいすごい。

エミアブル

オクサマ
お腹いたいの?大丈夫?どんな感じがする?横になる?

アナリティカル

オクサマ
お腹が痛いと言うことは、昨日食べたものが悪かった蓋然性が高いね。と言うことは、胃腸薬を飲んでおくのが正解かな。いや、でもそこにはリスクがあって…

めんどくさいと言えばめんどくさいのですが、でもこうやって聞き手にあわせたコミュニケーションをすると、うまく相手に「伝わる」のではないかと思います。