村上さんが逮捕されてしまった。

仄聞では法に触れる取引があったことをご本人も認めているとのこと。逮捕もやむを得ないと思うが、日本の「モノをいう株主」を代表する存在だっただけに残念だ。

今後は投資活動から引退されるとのご意向らしいが、そんなことを言わずに罪を精算したら(って、裁判も始まっていないのに気が早いですが)、また復活してくれればいいと思う。間違いは誰にだってあるわけだし、逆にそれでもなお投資家として復活できるというロールモデルになると、日本の社会/経済の成熟化には資するような気がする。

こう思う背後には、M&Aとかリストラクチャリングに対する「転向」があったからかもしれない。

ビジネススクールに行く前は、当然のことながら、M&Aとか、大反対。「会社は株主のもの」なんてあり得ねぇだろう、と思っていた。

ところが、ビジネススクールに行って勉強しているうちに、M&Aとかって、社会の非効率をなくす手段に思えてきた。つまり、ある会社が不当に安く評価されているとしたら、それは社会的に見たら価値が充分に活かされていない、という観点で非効率なわけで、それを金融リストラクチャリングの手法で価値を顕在化させるのは善なのではないか、ということ。

うーん、直感的には分かっているんだけど、言葉で説明すると難しいな…

ということで、この項続く(たぶん)。