20160801

先週、マサチューセッツ大学MBAプログラムの組織行動論クラス、第9期が終了しました。

今期は「実務感」が高い印象で、クラスルームで出た質問も、「現場でこんな問題があるんですけど…」みたいなのが多かった気がしますね。そのせいもあってクラス自体は楽しいんですよ、講師にとっても。ただ、採点はね~。

アサインメントと呼ばれる週1回の提出物は、分量が一人当たりA4用紙1枚に制限しているのですが、それが4-50枚あるわけですからね。

しかも私の場合、評価のための採点と言うよりもフィードバックのための採点という方に重きをおいているので、その分ワークロードは増えてしまいます。もちろん、最終的な成果は○点というスコアになるわけですが、そこに至るまで、いろいろ考えるんですよ。

先日の記事、「MBAでは何が評価される」にも書いた4つの評価軸もさることながら、「絶対的な水準はともかく、前回よりも改善しているので少し高めに」、「言っていることに間違いはないけれど、自分に引きつけて書いてないから警告」みたいな感じで、0.5点の範囲で調整をしています。

そんな採点も、先週で今期のクラスが終わったら一段落…と思ったら来た。Exam。要するに最終テストで、これまた4-50人x2問という膨大な量。

もっとも、こっちは評価のための採点なので、気が楽と言えば楽なのですが。いや、でも、評価の40%を占めるんで、それはそれで気を使うかな。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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