2010年1月25日付けの日経新聞に、油布佐和子早稲田大学教授の論文が掲載されていた。

ご自身の属する研究グループによる最近の社会調査の結果をまとめたものが発表されていたのだが、実はそれ以上に、今進行中の(もしくは、自民党政権下では進行していた)教育改革の説明が良くまとまっていて面白い。

いわく、

 ・教員評価制度の導入

 ・指導が不適切な教員への人事管理システム導入

 ・職員会議の法的根拠の明確化

 ・主幹教諭の配置

などなど。

そのうえでの考察がさらに面白い。

教育効果の測定が難しいことで、これまで教師は自分の成果を計りようがなく、それが不安感や自己効力感の低下につながっていたが、学校側が短期の目標を示したことで安心感を得た、と。

その後段の、「自ら教育のあり方を構想することができない末端技術者としての教師が増える」、と言う懸念は同意できないけれど、学校教育の中で先生も頑張ってるんだなぁ、とあらためて思いました。