「女子大生がクラウドファンディングで出資を募って世界旅行をする…」ときくと、ドコゾで炎上した案件を思い出しますが、そうではなくてこれは真っ当な話。フランスの女子大生2人組みが、EdTech World Tourと銘打って、世界中のEdTech会社を回っていろいろと聞いてみようという試みをするそうです。

行き先は、

  • ロンドン
  • ベルリン
  • パリ
  • サンフランシスコ
  • サンチャゴ
  • ケープタウン
  • シドニー
  • ソウル
  • バンガロール

だそうです。残念ながら日本は入っていないですね。お隣のソウルには行くみたいですが。

これは想像なんだけど、東アジアのEdTechというとき、日本のマーケットは比較的重要性が落ちるかもしれないですね。日本はそれなりのマーケット規模があるので、無理矢理海外に進出する必然性ってないじゃないですか。そうすると、対外的な(対英語圏への)情報発信が弱くなって、海外からは「何やっているかわからない」という見え方になるかもしれません。

逆に韓国は、市場規模が小さい分世界に打って出て行かなくてはならない会社が多いのでしょう。考えてみれば、LINEもカカオトークも韓国企業ですし、それらを成功事例として、EdTechの分野でも海外から見えやすいという想像は成り立ちますね。もっとも、訪問国のリストの中になぜ中国が入ってないんだ?という疑問もあって、そこまで考えられたリストではないのかもしれませんが。

なお、このワールドツアーは、2人の女子大生、Audrey JarreさんとSvenia Bussonさんによって企画・実行されます。まあ、女子大生といっても、オードリーさんはまだ22才だそうです。費用の方は、スポンサーもいるらしいのですが、クラウドファンディングサイトINDIEGOGOでm募集しているとのこと。本日(9月16日)現在で、4,600ドルほど集まっているので、目標の12,000ドルまで行きそうな気配がありますね。

私もさっそく出資してみよう…とおもったのですが、課金がクレジットカードなんだよなぁ。何かちょっと怖いですね。

world tour photoPhoto by bryan…

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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