「劇的青春」 ハイキュー!!を4時間半で一気読み

仕事の都合で少年ジャンプ掲載中のマンガ「ハイキュー!!」を一気読みしてみました。1巻から10巻まで、かかった時間は4時間半。王道の少年マンガって感じで、いいですね。ってか、今調べたら既刊は28巻、だ、とぉ。どんだけ先が長いんだ。

ストーリーは、ごく簡単に言っちゃうと、熱血バレーボール物語、という感じでしょうか。私個人はバレーボールはあまり興味なかったんだけど(そもそも球技苦手)、思わずやってみたくなるような魅力満載。

この手のスポ根ものって、昔は主人公とそのライバルばかりがフィーチャーされていたんですが、スラムダンク以降個々のキャラクターのかき分けがされているような気がします。ハイキュー!!においても、主人公の日向、影山以外にの烏野高校プレイヤーはもちろん、ライバル校のプレイヤーも本当に存在感が感じられます。てか、スガさんどんだけオイシイところ持っていってるんだ。

ちなみにハイキュー!!のwikiを見ていたら、「ワールドトリガー」の作者葦原大介先生は、この作品に影響を受けたとのこと。あぁ、それでハイキュー!!読みながら、なんとなく既視感があったんだ、と納得です。どちらも「持たざる主人公」がどうするかっていうお話しだしね(ハイキュー!!の日向は身長を「持たざる」)。

サーバント・リーダーシップは縁下力?

で、そもそもの「仕事の都合」ってのですが、プレジデント・オンラインさんで最近「リーダーシップ」に関する連載を始めました。第1回目を読んだ編集部から言われたのが、具体的な社名や人名などを入れて欲しい、と。

その方が読者がイメージを持ちやすいというのは分かるんだけど、じゃあ、誰を題材にしようかとハタと悩んでしまいました。だって、今更超有名なビジネスリーダーの話を聞いても面白くないでしょ?「ソフトバンクの孫さんのリーダーシップはぁ…」なんて。

とくに次回のテーマは「サーバント・リーダーシップ」なので、余計に実在のリーダーを取り上げにくいですね。「オレってサーバント・リーダーだぜぇ」とアピールする人はいないわけで。

そこで、マンガ。いや、マンガじゃなくてもいいんですが、誰もが分かるイメージのサーバント・リーダーって誰かと思い、「縁の下の力持ち キャラクター」でググってみたのです。で、たどり着いたのが、【アニメ漫画キャラの魅力】最強で最高の縁の下の力持ち「縁下力」の魅力とは?『ハイキュー!!』で説明されている、ハイキュー!!のキャラクター縁下力(えんのしたちから)君だったわけです。

ちなみにハイキュー!!は、キャッチコピーが「劇的青春」と言うだけあって、キャラクター一人ひとりがとんがっていて、それぞれにリーダーシップ・スタイルがあると感じます。いっそプレジデント・オンラインのテーマを、「ハイキュー!!に学ぶリーダーシップ」としちゃおうか、なんて思いました。

ハイキュー photoPhoto by Aselluss Photography

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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