今年も始まりました、Jリーグ。素人の勝手な展望をまとめてみました。仕事柄、プレイヤーよりもコーチングスタッフに目を配っています。
結論としては、優勝候補はズバリ、鹿島。対抗が長谷川新体制となったFC東京。そして穴が高木監督率いる長崎 (いや、さすがにそれはないか)。
真価が問われるマッシモ体制3年目の我がサガン鳥栖
まずは優勝争いの前に、我がサガン鳥栖。開幕戦の対神戸は1-1の悔しい引き分け。イタリア人の知将、マッシモ・フィッカデンティ体制も3年目ですから、ここらへんで上位進出がなければ監督交代もよぎります。
選手では、「ミスターサガン鳥栖」とでも言うべき豊田選手がレンタルとは言え、移籍したのは意外、というかびっくりしました。昨年後半から機能していない感じがあったのですが、何かあったのでしょうか。
一方で、オレ的ナンバーワン推しJリーガー、吉田豊選手がキャプテンとなり、ディフェンス面での充実が望まれます。いや、頼むよ、ユタカ。
驚きの監督人事
コーチングスタッフでの注目を見ると、札幌にペトロヴィッチ監督が就任したのは驚きです。札幌はよくそんなにお金があったな。ちなみに前任の四方田監督は、そのまま逆スライドしてヘッドコーチに収まったので、将来の四方田政権を固める布陣、なのかもしれません。だとしたら、かなり戦略的ですね、札幌のフロントは。私はけっこう好きなんですよね、四方田さんのシュアなゲーム運びは。あの戦力でJ1残留を決めるというのは、なかなかの手腕だと思います。
驚きその2は長谷川健太監督のFC東京就任。若干不安は残りますけどね。長谷川監督の性格で、FC東京のフロント陣とうまくやっていけるかというのは。ただ、ハマれば選手の戦力は充実しているだけに、爆発力があるのかもしれません。ハマらなかったら定番のFC東京コース。
J2昇格、降格組
昇格組は、高木監督率いるVファーレン長崎に注目。高木さんと言えば現役時代は「アジアの大砲」の2つ名を持つ名FW。なんとなく、FW出身の名監督は少ないような気がして、その面でも注目です。しかも長崎のフロントにはジャパネットたかたの元社長、高田さんがいたと思うんだけど、経営が安定してJ1昇格も果たしてと、ビジネス的にも要注目です。
密かにもう一つ注目しているのが、J2のアルビレックス新潟。昨季は降格はしてしまいましたが、最後まで気持ちのこもった試合を見せてくれて、応援したくなりました。そこにジュビロの黄金時代を率いた鈴木監督の就任ですからね。1年で復帰して、名波さん率いるジュビロと師弟対決とかなったら面白いですね。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。