社員のビジネススキルを加速するMBA式人材育成

部下のロジカルシンキングを指導する

プログラミングとロジカルシンキングが一気にわかる本



こんにちは。シンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。ロジカルシンキングができない「痛み」、実は部下よりも上司の方が大きいものです。実際、


  • 何を言っているか分からないので、こちらから質問しなければならずに効率が悪い
  • 事実に基づかない「感想」を言ってくるので、意志決定を誤ってしまう
  • 単に事実を並べただけで判断はこちらに丸投げしてくる

そんな部下に悩んだ経験がある方も多いのでは?

そこで、この「プログラミングとロジカルシンキングが一気に分かる本」の裏ページでは、部下のロジカルシンキングを指導するコツを紹介します。

プログラミングとロジカルシンキングが一気に分かる本

部下のタイプ別対処法

プログラミングとロジカルシンキングが一気に分かる本

ロジカルシンキングができない人の典型的な話し方

部下にロジカルシンキングを身に付けてもらうための第一歩は、「今の話し方では分からない」ことを部下自身に気づいてもらうことです。ただし、その際、「あなたのいっていることは分からない」、「何を言いたいか、事前にまとめてください」という漠然とした指導では、部下は「どこが悪いか分からない」状態です。

そうではなく、ここに挙げたキーワードを使って、「今の話し方は『源氏話法』になっているから、理解できないよ」の様に指導すると、部下の方も「確かに、言われてみればそうだなぁ」と納得できるものです。

項目 特徴
部下の話し方を改善するためのロジカルシンキング指導法 ポイントはキーワード化 分かりにくい話し方をする部下を指導するにはコツがあります。それが、「キーワード化」。典型的な分かりにくい話し方をキーワードでまとめ、それにもとづいた指導が部下の行動を変えることにつながります。
源氏話法で部下の話し方を改善する 「課長、例の件ですが」のように、主語がないために聞き手は何の話題なのか理解できない。名前の由来は「源氏物語」。古文の授業で読んだときに、あまりにも分かりにくいので戸惑った人が多いのでは?実はそれには理由があり、古文では主語が省略されがちなのです。貴族社会の中では、謙譲語や尊敬語の使い方で、これは誰それのセリフだと分かるのですが、現代人には理解不能です。
飛び地話法で部下の話し方を改善する 話題が次から次に飛ぶために、聞き手は「どうつながっているのか」と悩んでしまう。ビジネスにおけるコミュニケーションは、本来は「論点」、すなわち「今、ここで話すべきこと」があり、そこからハズレないようにするべきものです。それはまるで、論点という「敷地」の中で会話をするようなもの。ところが、ロジカルシンキングができない人は、敷地の境界線があいまい、というか意識していないもの。日常生活の「おしゃべり」のように、話題があっちの敷地、こっちの敷地、と飛びながら話してしまうのです。
きせいちゅう話法 日本語には同音異義語が多く、これを意識せずに話すと、聞き手が思わぬ誤解をしてしまいます。名前の由来は、「きせいちゅでじゅうたい」。これを読んで、どんな漢字が思い浮かぶでしょうか?「帰省中で渋滞」もあれば、「規制中で縦隊」も考えられます。あるいは「寄生虫で重体」とか?聞き手に誤解させないためには、「帰省中、つまり実家に帰る際に、渋滞で自動車が止まってしまったんですよ」と補足する必要があります。
氷山話法 coming soon…
底抜け話法 coming soon…
ファクトレス話法 coming soon…
意見レス話法 coming soon…
ですか話法 (vs. ですね話法) coming soon…

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