昨日のプレゼンテーション・セミナーはいつにも増して賑やかだったような気がします。まあ、単純に人数が多かったというのもあるのでしょうけれど。
質問もたくさん出たので、まとめてみました。
- 「アイコンタクト」は、日本人の場合見つめすぎるのも良くないといわれるが、実際のところは?
- 座って資料見てやる時のT3ルーチンは?
- レーザーポインターを使う時の注意点は?
- 内容は暗記すべき?
- テレカンなどで、アイコンタクトとアイコントロールを使えない場合は?
- 「あ~」とか「え~」とか言わなくするコツは?
- 聞き手がフラットな状態ではなく、最初から否定的な場合のコツは?
- 聞き手の間に知識の幅がある時にプレゼンする方法
個人的に、プレゼン初心者に大事だなと思うのがレーザーポインターは「使わない」ということ。てか、そもそもレーザーポインターですが、赤や緑のLEDライトで何かを指し示すというもので、私がお勧めするプレゼンテーションのナンバーワンリモコン、Satechi SP600にもその機能は付いています。
が、これ、私はほとんど使いません。というか、使わざるを得ないような特殊な状況でしか使わないと言うか。
だって、明かりでピコピコ指し示すだけですよ?その分だけアイコントロールの効果が弱くなるじゃないですか?プレゼンしにくくってしょうがないですよね。
ましてや、プレゼン初心者の人は、ただでさえ「ご静聴ありがとうございます」のような足軽プレゼンになりがち。そんな人がレーザーポインターを使ったら、まあ、正直言って自殺行為ですよね。
それを踏まえて、昨日ご質問してくれた方は、「座ってプレゼンをする」、「テレカンでコンピュータースクリーンを共有しながらプレゼンをする」という特殊な状況を念頭においてのことでした。この場合、レーザーポインターっぽいものを使わざるを得ないかと思いますが、コツとしてはメリハリ、となりますね。つまり、いつまでもらいとをつけっぱなしにしてプラプラ動かすのではなく、パッとつけて話すポイントを指し示して、パッと消す、と。ただ、これだけだと聞き手の意識のコントロールが弱くなるので、メリハリの4原則なんかも使いながら、「耳」による意識のコントロールがより必要となります。
Photo by The British Library
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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