ZoomのイベントであるZoom Academy 2020について報告します。
Zoom Academy 20202とは
こんにちは。MBAの三冠王ことシンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。
Zoom Academy 2020をご存じでしょうか?これは、2020年7月末に2日間にわたって開催された先生のためのオンラインイベントです。子ども向けの教育がトピックの中心ですが、ビジネスパーソン向けの研修にもヒントがあるかと思いチェックしました。もっとも、私自身もリアルタイムの参加はできなかったので、レポートを見ながら内容を確認してみます。ちなみに、録画がZoom Academy Resource Centerで8月3日からオープンされるそうなので、ご興味がある方はチェックしてはいかがでしょうか?
世界中154カ国から1万人の先生が集まった
まず、Zoom Academy 2020の状況です。
Tens of thousands of educators, school leaders, IT staff, and other learners and leaders from 154 countries around the world signed up for our first K-12 Summer Zoom Academy.
1万人ほどの教育者、学校指導者、ITスタッフ、そして他の学習者やリーダーが、世界中の154カ国から私たちが初めて開催するK-12 Summer Zoom Academyに参加してくれました。
ちなみに、K-12は、Kindergarden to 12th gradeを意味し、幼稚園から12学年(日本で言うと高校卒業まで)の期間の教育を指します。ですから、今回のイベントに集まったのは主に学校の先生と言うことでしょう。
第1日目のテーマは3つの「どこでも」
このイベント第1日目のテーマは「3つの『どこでも』」です。すなわち、
- Teach Anywhere (どこでも教える)
- Learn Anywhere (どこでも学ぶ)
- Connect Anywhere (どこでもつながる)
というもの。とくに面白いと感じたのが、Teach Anywhereの中のトピックである、
Don’t try to recreate the classroom experience online
というコンセプトです。翻訳すると、教室での体験をオンラインで再現することを目指すな、となるでしょうか。要するに、教室には教室の良さ、オンラインにはオンラインの良さ(もちろんその裏返しとしの限界)があるわけで、無理矢理再現するのは無理がある、ということです。
これは私自身も感じているところで、Zoomセミナーを行っていると、たとえば受講者への個別のフィードバックなど、対面でのセミナーよりもやりやすいものです。ですから、それぞれの特性を活かすというのは納得です。
Photo by conner395
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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