要するに、紙だけでもないし、タブレットだけでもないというのが結論のようで…
■■ 夢をかなえるマネー術 Vol.384 ■■━━━━━━━━━━━━━━━
実は昔は「タブレット懐疑派」でした…
(編集後記につづく)
<目次>──────────────────────────────
【1】「タブレットは紙に勝てるのか タブレット時代の教育」を勝手格付け
【2】外国人が見た日本の不思議 UCLA研究が示すタブレットのコスト
【3】復活!銀座ランチマップ ワンタンと つみれを食べたら 濃ゆかった
【4】マネカレ指数 ~日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~
目次
【1】マネー情報を勝手格付け~世にあふれるマネー情報、「使える」のはどれだ?
先週のメルマガで紹介したのですが、故スティーブ・ジョブズ氏は、自分の子供にはタブレット端末を使わせていなかったという噂がありますね。
なんでも、対面でのコミュニケーションの方が重要だと思ったからだとか。
一方でベネッセの提供する子供向けの教材、「チャレンジ」もタブレットになったりして、実際のところはタブレットを教育で使うことの是非はどうなんでしょう?
と言う問題への解答が、こちらの本にまとまっています。
3年にわたる学校での実証実験の結果に基づいているので、かなり信憑性があります。たとえば、
タブレットを用いた学習効果を実感できた教員は、経験年数の多い教員や授業デザイン力の高い教員であった。このことから、学習効果を上げるためには、デジタル機器の操作技能ではなく、授業の力量が重要である
と言う記述は、なるほどなぁ、と思いました。
親として、子供のタブレット端末使用とどう向き合うかを考えている方は一読して絶対損はありません。
分 野 :☆ふやす ☆かりる ★つかう ☆そなえる ☆かせぐ
難 易 度:★★☆☆ (中級者向け)
オススメ度:★★★★
●データ
サービス名:タブレットは紙に勝てるのか タブレット時代の教育
分 類 :書籍
発行頻度 :-
提 供 者:赤堀侃司氏
閲覧者数 :-
H P :http://corporate.ofsji.org/?p=10069
【2】外国人が見た日本の不思議~世界ナンバーワン経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル記事~
「勝手格付け」で紹介したタブレットもそうですが、ゲーム機やスマホなど、今の世の中スクリーンであふれかえっています。まあ、スクリーンと言えば、テレビだってそうなわけですが。
米UCLAの研究によると、11-12歳の子供にスクリーンを見ない生活を5日間続けさせたところ、表情から他人の感情を読みとるスキルが向上したとのことです。
この研究を主導したパトリシア・グリーンフィールド教授は、
タブレットの教育的な側面ばかりが注目されるがそこにはコストもあるはずです
と提言していて、これはこれでなるほどなぁ、と思いますね。
【3】「銀座ランチマップ」~今週のイチオシは?~
大好きな香港麺で、つみれとワンタンのラーメンを食べてきました。
ちょっと味が濃すぎるので、普通のラーメンの方がお勧めです。
香港麺 (つみれとワンタンのラーメンセット、850円)
マネカレ・バリュー:★★☆ (2つ星)
分煙状況:確認できませんでした
アクセス:http://www.amazon.co.jp/dp/B00KFJ0WZ4
【4】マネカレ指数~日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~
今週は水曜日が祝日だったので、このコーナーはお休みです
このコーナーの説明はこちら
【編集後記】
こんにちは。マネー・カレッジ代表の木田知廣です。
実は私は昔からタブレット懐疑派で、「キーボードのついていないデバイスなんて、意味がないだろ」と思っていました。
ただ、勝手格付けで紹介した本を読んで認識が変わりましたね。タブレットの方がむしろ人間にとっては自然なインターフェースであって、実際に学習教材としてもパソコンは文章入力が速くなること以外は顕著な効果はないそうです。
とはいえ、UCLA研究にもあるように、タブレット利用にはネガティブな側面もあるわけで、やはり大事なのは使い方なんだと改めて思いました。
ちなみに、研修やセミナーという大人の集合教育ではタブレットはあまり使われていないような気がします。
これまた、イノベーションが望まれる分野かもしれません。
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Photo by MIKI Yoshihito (´・ω・)
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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