格闘技をナマで見なくなってから久しくなりますが、最近また見たいと思える選手が出てきました。
まずは、T-98選手。ムエタイ史上6人目となるラジャの王座獲得だそうです。私が格闘技をもっとも見てたのが90年代ですが、その頃は日本人がタイ人に勝てるなんて思わなかったもんなぁ。それが、ホームの後楽園ホールとは言え、王座ですよ。もちろん、ここのところ日本人ファイター全体のレベルが上がってきているせいだとは思うんですが、それにしても素晴らしい。
そして、大雅選手。「HIROYAの弟」というイメージが強かったけど(顔似てないね)、こないだのK-1で優勝ですからね。しかも1回戦、2回戦はKOと、地力があることが証明されたのではないでしょうか。
あと、何と言っても名須川天心選手。まだ16?17歳?天才といってもいいほどの戦績ですが、インタビューなんか読む限り、浮ついたところがないのがいいですね。
そして、忘れてならないのが内藤のび太選手。アウェーでONEの王座を取ったのは、歴史的快挙といってもいいんじゃないでしょうか。てか、この人も11戦11勝無敗なわけで、キャラとは別に天才肌なんだろうな、きっと。
世間的に見るとPRIDEやK-1前世のころと比べて格闘技は下火って思えるのかも知れないけれど、90年代から見続けている私のような人間にとっては、むしろPRIDE時代の方がバブルと映ります。それを経て、むしろ成熟に達しているのが今の日本の格闘技界なのではないでしょうか。
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この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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