ミシェル・オバマさんといえばオバマ米大統領の奥様、俗に言う「ファースト・レディ」という方です。
そんなミシェルさんが後押しするのが「Let Girls Build」という女子高生向け教育プログラム。いや、教育プログラムというか、女子高生たちに起業家的なアクションを起こしてもらおうというイニシアチブ。米国の15-17歳の女子に呼びかけて、テクノロジーを使って世界中の女性が教育にアクセスできるチャンスを増やそう、という趣旨です。
テクノロジーを使うという観点ではEdTechのビジネスプランコンテストですし、同時にSTEM教育という側面もあるのでしょう。
大統領夫人が、このような具体的なアクションの後押しをするのが米国らしいダイナミズムを感じさせます。ただ、逆に言うと、このような形で後押ししなければならないぐらい、米国においても女子向けのSTEM教育が進んでいないと言うことなのかもしれません。シリコンバレーでは女性家映写の活躍は効きますが、女性エンジニアってあまりイメージないですものね。
なんでも、ピッチイベントで優勝したチームにはすでに10,000ドルが与えられたそうで、さらなる成功を応援したいですね。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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