メルマガ「メルマガ「MBAの三冠王」 Vol.112 ちょっと品がない文章力アップのコツ」でもとりあげたBooks & Appsさん。その主催するセミナーに行ってきました。テーマは「オウンド・メディア」。
想像以上にリソースがかかるオウンド・メディア
こんにちは。MBAの三冠王ことシンメトリー・ジャパン代表の木田です。まずは、オウンド・メディアとは。簡単に言っちゃうと、ブログです。それも、自社の社員だけでなく、外部のライターにも書いてもらって情報満載のウェブサイトにしましょう、と言うことです。それはあたかも自社でown、つまり保有しているメディア(情報媒体)のようなもので、Owned Mediaと。
セミナーに参加したのは、「ウチでもオウンド・メディアを作れるかな」と思っていたから。現状の我が社は、集客のほとんどをネット広告に頼っています。ただ、それが効率が悪くなっているのをひしひしと感じているんですよ。
もうちょっと具体的に言うと、
広告料 ÷ 申込数
を顧客獲得コストとしていますが、これがぐんぐん上がっているのです。1年前に比べると、倍近くなっています。
だったら、オウンド・メディアで集客した方が…と思っていましたが、結論としてはダメ。なぜならば、運営には相当のリソースが必要だから。最低1日1本は記事をアップすることを目指し、これを実現するためには社内のスタッフが2名、外部ライターが15-20名必要ということでした。いや、ちょっと無理かな、これは。
メディアではなく個人が発信力を持つ時代
一方、セミナーで面白い話も聞けて、それが外部ライターの選定方法。既にブロガーとして実績もあり、ツイッターのフォロワーもいる人を勧誘してくるのだとか。そのために、毎日毎日ネットサーフィンしていいライターを探すのが仕事になっているそうです。
こういう話を聞くと、明らかに時代は変わっていて、
個人の発信力 > メディア
なんだな、と思いました。
昔は、力関係が逆だったじゃないですか。少年ジャンプでもanan(アンアン)でも日経ビジネスでも、メディアがあってそこに読者がついていると言う構図でした。でも、それが今や、個人のライターに読者(ツイッターフォロワー)がついていて、それをメディアが集めているという構図なんだな、と。
ブログの週2回更新が今年の目標
と言うことは、オウンド・メディアの前に、そもそもは自分のブログをしっかり書くというのが今やるべきことなんだと気づきました。今チェックしてみたら、昨2019年アップしたブログ記事は19本。月2本もアップしていないわけですよ。これじゃあ、メディアも何もないな、と反省しました。
と言うことで、新年でもあり、今年の抱負として、ブログの週2回更新を目指します。1年間で言うと、ちょうどキリが良いから100本ですね。まずは手堅い目標ですが、実現していきます。
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この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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