「会計の良い本ってないですか?」
私は会計セミナーも主催しているので、参加者の方からよく聞かれます。
でも、お答えするのは難しいんですよね。
人によってレベルも興味もバラバラなので、「これだ!」というのはなくて。
逆に、「これダメだろ」という本はたくさんあるのですが…。
ところが、最近読んだ本で、ものすごく良いのがありました。
テーマとしては、数字を使ってビジネスの「決断」を上手にやろうというものなので、数字アレルギーがある人でも大丈夫です。
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あらためまして、こんにちは。「MBAの三冠王」ことシンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。
※MBAとは…末尾に詳しく
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今回紹介する本は、「管理会計」に関するものです。
私の会計入門セミナーに来てくれた人には、
「中から会社をよくする会計」
と言う言葉で説明しているアレです。
たとえば、
どの商品に力を入れて売っていくか、とか
どの費用は削るか、
など、ビジネスに関する判断を数字を使って行うスキルです。
意外と日本人が苦手にしている分野、ですけどね。
とくに、昔の高度成長期にキャリアをはじめた年配の方は、そこまでシビアに考えなくても結果が出たので、「決断?直感でしょ」なんて平気で言っちゃいます。
それ、今の時代、無理なんですけど…
もちろん、直感を全否定しているわけではありませんよ。
でも、直感で決めたことを、数字で検証するって最低限必要じゃないかと思うわけです。
なので、管理会計。
ちなみに、管理会計と対になるのが、
「外から会社を見抜く会計」(財務会計)
で、会計というと、こっちだと思っている方もいるかもしれません。
ただ、実際のところは、決断が求められるビジネスパーソンには管理会計を学んだ方が有意義だろうな、と日々思っています。
すみません、前置きが長くなりましたが、管理会計のお勧め本がこちら。
「数字」が読めると本当に儲かるんですか?
https://www.money-college.org/?p=4812
現役の経営者の方が書いているところが何と言っても魅力。
「経営者あるある」ではないですが、よくやりがちなミスと、それを克服するための方法論がまとまっています。
ご興味がある方はぜひチェックしてみてください。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。
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