ウォーレン・バフェットさんと言えば世界に名だたる投資家。そのバフェットさんが保有しているアップルの株を売却しているそうです。ちなみに私個人はアップル製品はあまり好きではないので、「わかる~」と感じています。
アップル株を売却し続けるウォーレン・バフェットさん
2024年12月2日付の日経新聞によると、バフェットさんはここ1年ぐらい継続的にアップル株を売却しているそうです。では、その売ったお金をどうするのか?実は他の会社の株を買うのではなく、手元に現金として残しているそうです。ということは、バフェットさんは単純にアップルの先行きに不安があると言うことなのでしょう。
アップル自身が自社の成長性に警告を
実はその1週間前ほど、当のアップル自身から投資家への警告が出されています。同社の年次報告書において、「将来のアップル製品はiPhoneほど高い利益率を上げられないかもしれない」とのことなのです。言われてみれば、アップルの人工知能<AI>への取り組みは他社より一歩遅れているように見えますし、鳴り物入りで発売されたVR用のヘッドセット、Vision Proもあまり成功しているというニュースは聞きません。
ここ20年ほど世界を牽引してきたアップルも、曲がり角を迎えているのかもしれません。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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