2011年10月31日付の日経新聞の教育欄、国際基督教大学(ICU)の鈴木典比古学長の提言は面白いですねー。

いわく、

グローバル人材を育てたければ寮生活をさせろ、

と(ものすごくざっくばらんに略してますが)。

ICUでも700人を収容できる料の施設があるそうですが、その設計の基本思想が、

寮生活における不自由さの導入

不自由さを我慢し、意見の相違や衝突に対処し解決する能力を身につけさせるためだそうです。

これを「助長」するために、ワザと二人一部屋制として、留学生と日本人をペアにするとのこと。たしかにこれだと、カッコイイ「異文化の交流」以上に生身の意見のぶつかり合いが出てきそう。

かくいう私も留学時には、香港人とロシア人とルームシェアをしてました。

香港人はともかく、ロシア人はやっぱりなんか、違うな~という感じで、色々と勉強させてもらったのです(皮肉)。

もっとも、それが後に偏見につながるわけだから、一概に不自由な環境に放り込めばいいとも言えないのだろうけど。

実際にICUでは、学生寮の運営面にも気を配っているようですしね。

グローバル人材の育成のためには、

不自由さと衝突を導入しつつ
その衝突を回避するための方法論を教えて
それでもダメな場合には避難ルートを確保する

なんてのが必要なのかな、と思います。

と考えると、企業研修に何らかの形で活かせそうではありますね。