ChatGPT、便利ですよね。私も毎日のように使っています。でも最近、こんなモヤモヤを感じていました。
もっと、うまく使いこなしたい…!
プロンプト次第で、出てくる回答の質がガラリと変わる。それは分かっていても、「どうすれば望む答えにたどり着けるのか?」が見えないまま。そこで思いついたのが、「G検定」です。
AIに関する知識を体系的に学べるということで、ChatGPT活用のヒントが得られるかも…と期待して受講してみました。が、結論から言うと──
「ナシ」でした。
あ、ちなみに、人工知能の「仕組み」を知りたい方にはお勧めです。私のニーズにマッチしなかっただけ。
お酒の飲み方を知りたいのに、醸造法の講義が続くG検定
想像してみてください。
あなたが20歳になったばかりだとして、こう思ったとします。
「大人として、おいしくお酒を楽しみたいな」
グラスの選び方、カクテルの作り方、料理とのペアリング…そんな実用的な知識を期待して、「お酒の飲み方検定」(※架空)に申し込んだとしましょう。
でも出てきたのは、
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アルコールの起源と人類史
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醸造法と蒸留技術の分類
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酒税制度の変遷
……。
いや、そういうのじゃなくて!
思わずツッコミたくなりますよね。
まさにこれが、私にとってのG検定でした。
G検定で学べる内容は、確かに面白い。でも…
G検定では、
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人工知能の歴史
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学習アルゴリズム(決定木、ランダムフォレスト、ディープラーニング)
などが学べます。
正直、面白い発見もありました。
「あれ?AIの学習って、ロジカルシンキングそのものじゃない?」
と気づいたときには、ちょっとワクワクもしました。
でも…
いつまでたっても、ChatGPTの“使い方”は出てこない。
再び、
いや、そういうのじゃなくて!
の登場です。
G検定が悪いわけじゃない。けれど…
ここで誤解しないでほしいのは、G検定そのものがダメなわけではない、ということ。「AIのしくみを知りたい人」にとっては、良質な入門書のような存在だと思います。
ただ、私のように、
「今すぐ、ChatGPTをもっと賢く使いたい!」
というニーズには、ちょっとズレていた。それだけの話です。
じゃあ、何を学べばいいの?
ふと思いました。
「他にも、AIやプロンプトに関する検定ってあるのかな?」
もしあったら、そっちの方が今の自分には合っているかも。あるいは、もっと実践的な使い方にフォーカスした教材やコミュニティが必要なのかもしれません。
どなたか、おすすめの学びがあったら、ぜひ教えてください。
この記事を書いた人

木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。
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