専門家的には「◎」だが、一般の人からは「?」ってこと、ありませんか?
と言う体験をしたのが、先日頼んだドミノピザ。ウェブ経由で頼もうとしたら、
お、サイトがリニューアルされてるじゃん!
と、使い心地を堪能…のはずが…
かえって使いにくくなってません?
てか、この情報からピザを選べって、ツラクナイか?
「ステーキを売るなシズルを売れ」なんて話もあるぐらいだから、熱々のチーズ感を売って欲しいのだが、なんか、無機質でツマンナイ。
とおもったら、実はスゲェー機能が組み込まれていたことが判明。その名も…
ピザトラッカー
あなたの頼んだピザがどの工程にあるかを、動画入りで追跡調査できます、というもの。
…
いや、そっちじゃなくて、欲しいのは熱々感と頼みやすいインターフェースなんですけど。
ドミノのマーケ担当者の方いわく、
「画期的で他社にはないサービスとして誇っている」
そりゃ、他社はやらないでしょうねぇ。
なんか、ウェブマーケティングという「専門家」が、ユーザーのニーズを無視して暴走してしまった感アリ。
届いたピザは熱々でおいしかったし、配達のおにーさんは、ナイスな感じなんだから、むしろそっちを活かした方が良いと思いました。
もっとも、新しい物が専門家の思いこみから生まれるのも事実。
たとえば、ピザのレコメンデーション機能なんてあったらよいかもしれない。過去の注文履歴から、「お勧めのピザはこれ」、なんてね。
もう7年以上のドミノファンとしては、頑張って欲しい物です。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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