ついにマイダーツ買っちまった。UNICORN社製C555という製品。タングステン80%で、お値段は3900円ナリ。
バランスが良いというのかな、重心も前過ぎず後ろ過ぎず、グリップもザラつきすぎず滑りすぎず、バレルも長すぎず短すぎず、初心者向けのダーツだと思います。
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買うに至ったきっかけはいろいろあるんだけど、前のコラムで書いた「迷い」がいろいろ調べて払拭されたことが大きかったかな。あと、ちょうど社内交流戦の最中だったので、早く使ってみたいというのもありました。「どうせ買うんなら、今買って投げ込んだ方が得だな」、と。買う前に触れて、感触を確かめられたのも良かったな。
ただ、今になって考えると、ホントのところはちょっと違うかもしれない。実は決め手になったのは、ダーツバーTのスタッフの「しもちゃん」が薦めてくれたことなんだろう。なんていうのかさ、気持ちいいんだよね。「ダーツが好き!」っていう感じが伝わってきて、話をしているとこちらのダーツ好きボルテージが上がってくるのが分かる。
こういう人が薦めてくれてダーツを買うなら、今まで以上に楽しくダーツができるし(練習も含めて)、結果としてスコアも高くなるはず。何よりも、ダーツを始めた本来の目的-完璧に決まったスローの爽快感とか、最高点を出した時の達成感とか、同じ趣味を持つ仲間で交流できた充実感-を達成できると思うんだ。
実はこの感じ、仕事でも同じだと最近つくづく思う。やっぱり自分の回りには、こういうかたちでお互いのボルテージを高めあえる仲間が欲しいな、と。もちろんビジネスである以上、お金という尺度で評価が入ることは否定しないんだけど、お金をを超えた目的を共有し、その目的を達成するための方法論においては侃々諤々の議論をたたかわせ、でも決めたことを実行する際には信頼してまかせられる、そんなビジネス上のコミュニティを作りたいと本当に思う。
アップル・コンピュータの社長である、スティーブ・ジョブズが言っているんだけど、”… corporation is the most powerful invention the human being has ever created” (会社ってのは人類が発明したものの中で最もパワフルなものだ)、って言葉がすごく好きで、お金やロジックや手続きにこだわりすぎる会社運営は、会社本来持っているパワーを損っているんじゃないかという気がしている。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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