「第1回投資教育フォーラム」に参加してきた。
投資教育に携わっている団体が世界中から集まって議論をしようというこのイベント、日本では初めての試みではないだろうか。(年金に限って言えば、「野村グローバル・ペンション・シンポジウム」と言うのがあった)。
なのに、参加者は、米国のNAIC、英国のifsというメジャー団体に加え、スウェーデン、デンマーク、タイからもスピーカーを招き、かなり豪華な顔ぶれだ。
内容面では、マネー・カレッジで教えている内容とも近くて、意外と日本も悪くない、と感じる。
というか、投資に関するベーシックな考え方って、ある程度は似てきてしまうのだろう。
長期投資、国際分散、ある程度の収益、などなど、普通の市民が投資をする際に大事なものは、国や文化は違っても変わらないわけで、結果として投資の手法も一つに収斂されてくる。
ならば…
上記のような団体と提携して、教材や教育手法を共有したら良いんじゃないかな…
なんて思ったのだが、そこには、高い壁があった。
言葉の壁
だ。
英語の教材を翻訳するだけでも、結構大変そう。しかも、税制や商習慣の違いでそのまま適用できないところもありそうだし、それなら、イチからつくってしまう方が良い、となってしまう。
うーん…
なんだかもったいない。
と感じていたら、一つアイデアがうかんだ。で、さっそく、上述の団体と話してみる。
いけるかもしれない!?
ということで、来年には、グローバル・アライアンスの報告が出来るかもしれない。
(よく考えたら、ちょっと気が早いですね。まだまだ、タイミング的にも、交渉のプロセスでも、時期尚早。でも、良い報告が出来るように頑張ります。)
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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