■■ 夢をかなえるマネー術 Vol.358 ■■━━━━━━━━━━━━━━━
今を去ること20年前、簿記検定に挑戦したワタクシ
(編集後記につづく)
<目次>──────────────────────────────
【1】「資格を取ると貧乏になります」を勝手格付け
【2】外国人が見た日本の不思議 欧米で問題な学位をカネで買う行為
【3】復活!銀座ランチマップ ありそうで なかったけれど トロをカツ
【4】マネカレ指数 ~日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~
目次
【1】マネー情報を勝手格付け~世にあふれるマネー情報、「使える」のはどれだ?
「資格を取ると貧乏になります」という、ちょっと過激なタイトルの本をご存じでしょうか?
弁護士と言う超!難関資格を合格した人の中にも、「年収100万円以下」の人がいるそうで、読んでいてちょっとつらくなります。せっかく頑張って勉強しても、これではなぁ…
というか、みんな薄々とは気付いていましたよね、これ。
たとえば、会社の中でも資格を取った割にはイケてない人っているもので、やっぱりビジネス上の実力と資格は別ものなんだな~、と実感します。
そして、この本の著者、佐藤留美さんに、今年の講師日本一決定戦E-1グランプリの審査員としてご登場いただくことが決定しました。
E-1と言えば、出場者の多くがファイナンシャル・プランナーや税理士という資格保有者。
当日は、どんなコメントがされるか、楽しみ…というか、主催者としてはちょっとドキドキ。収拾がつかなくなったらどうしよう…
と言うことで、FPや税理士などの資格保有者の方は、E-1グランプリ当日を楽しみにしてください。
【第5回E-1グランプリ】
開催日時:14/08/03 (日) 14:00 – 18:00
会場:東京ユビキタス協創広場 CANVAS (八丁堀駅徒歩4分)
申込:http://www.e1gpx.org/choushuu/index.html
料金:0円
分 野 :☆ふやす ☆かりる ☆つかう ☆そなえる ★かせぐ
難 易 度:★★☆☆ (中級者向け)
オススメ度:★★★★
●データ
サービス名:資格を取ると貧乏になります
分 類 :書籍
発行頻度 :-
提 供 者:佐藤留美氏
閲覧者数 :-
H P :http://www.amazon.co.jp/dp/4106105594
【2】外国人が見た日本の不思議~世界ナンバーワン経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル記事~
「勝手格付け」で紹介した「資格を取ると貧乏になります」という本、欧米でも似たような状況があります。
あちらの場合は大学も巻き込んで、「学位をカネで買う」というのが横行しているそうです。
「ディグリーミル」と言われますが、「ミル」つまり工場のように「ディグリー」(学位)を製造している団体ですね。
この手のところが悪質なのは、「ハワイ大学」と「ホノルル大学」のように、本物の大学と紛らわしい大学名を掲げているところです。
もっとも、最近は日本の大学も、エセ研究を世紀の発見のように発表する人を輩出しているところもあって、何を持ってディグリーミルとするかは難しいですけれど。
詳しくは下記を参照して下さい(日本語です)。
【3】「銀座ランチマップ」~今週のイチオシは?~
「トロカツ」というのを生まれて初めて食べました。
トロのカツでトロカツ、です。
写真を見てもらうと分かりますが、外はカリカリ、中はちょっと赤みが残ってしっとりと、二つの食感が楽しめて、お得です。
Uo魚 (トロカツ定食、900円)
マネカレ・バリュー:★★☆ (2つ星)
分煙状況:確認できませんでした
アクセス:https://www.facebook.com/GinzaDeLunch
【4】マネカレ指数~日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~
ベッタリ動きません。国際情勢とか、関係ないんですかね。
2014年7月23日の
マネカレ指数: 11,318円
日経平均株価: 15,329円
これまでの投資金額: 4,030,000円
儲け: 1,427,973円
単純な利益率: 35.4%
(マネカレ指数とは)
2006年7月19日(水)をスタート・ポイントとして、毎週水曜日に
日経平均株価に連動する投資信託を1万円買いつづけた場合の
平均購入単価です。
マネー・カレッジの「夢をかなえるマネー術」の投資方法の参考に
していただくために計算しています。
このコーナーの説明はこちら
【編集後記】
こんにちは。マネー・カレッジ代表の木田知廣です。
「勝手格付け」では「資格を取ると貧乏になります」を紹介しましたが、ギョッとするタイトルですよね。
今を去ること20年前…
当時つとめていた会社を辞めたくてにモンモンとしていた私が、まさにそれ。
転職のためにも、まずは資格取得だ!と簿記の試験を目指したのですが、それ「だけ」でうまくいくはずもなく…
結局のところは、人材育成というぜんぜん別の道に進んでしまいましたからね。
もっとも、その反省を踏まえて、分かりやすく面白い会計セミナーを教えているので、まったく無駄にはならなかったわけで、こういうのは人生の面白いところだな、と思いますが。
スティーブ・ジョブズ風に言うと、「コネクティング・ザ・ドット」という感じですかね。
そういう意味では、E-1グランプリは、出場者の一人ひとりに対して、どんな意味合いを持つんだろう、と考えます。
100人の聴衆を前にプレゼンを披露することって人生でもなかなかないわけですから(ましてや、それで勝敗を付けられるなんて)、この経験が、何らかの形でキャリアアップにつながることを願ってやみません。
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この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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