先週の金曜日(2015年7月24日)、インターネットTVの「一生成長TV一生成長TV」に出演させていただいたので、感想をまとめます。1時間でMCの方がいる構成とはいえ、けっこう話すのが難しかったので反省&次回に活かすためですね。

インターネット時代のラジオ?

当日の配信開始は20:30から。その30分前に会場入りしましたが、電車の遅延とかあって、ちょっとやばかった。人身事故の影響か、銀座線も半蔵門線も遅れたけれど、奇跡的に間に合いました。メルマガにも書いたけど、前回のインターネットTV登場は2011年3月11日の震災の日なので、なんかやな感じですね。

ポイント1:到着には時間的余裕を持って

で、軽く打ち合わせしてから番組スタートなんだけど、「なに話したらいいんスかね?」という私にホスト役の室井さん曰く、「ラジオみたいなものですよ」と。これは「なるほど」で、聞き手は画面にガッツリ食いついてみているよりも、「ながら聞き」をしているようで、ごく軽いトークの中に何か一つでも発見があればいい、と。ちなみに、室井さんは、番組前にゲストから話のネタを引き出すことはされないそうです。番組前の打合せでは面白かった話が本番になるとツマラナイ、ってことがおこるので、ゲストが同じ話を2回しなくてもすむようにとの配慮からとのこと。と考えると、インターネットTVというのはライブ感を大事にした、良い意味でのゆるいメディアなのでしょう。

ポイント2:ライブ感を大事にする

ちなみに、シンメトリー・ジャパンのセミナールームにもユーストリーム配信体制を整えるという計画があって、機材も見てきました。母艦となるのはマック。そこにイエティのマイクとロジクールのカメラをUSB接続。インターネット配信は有線LANという構成でした。上述の通りラジオっぽいメディアなので、マイクにはこだわっているとのこと。あと、配信のモニタにはiPodが別途用意されていて、1~1.5分遅れの実際に配信された映像が見れました。なお、ソフトはUstream Producerプロ(有料版)。テロップを入れたり、画面の切り替えができるのが便利です

ポイント3:機材は音にこだわる

で、肝心の話す内容ですが、そうは言われてもワタクシは講師としての職業病で、聞き手に何を伝えるかというのが気になってしまいます。なので、「どんな子供時代でしたか?」という質問には戸惑ってしまってうまく答えられませんでした。なんとか取り繕って言葉を進めましたが、(この話を通して、聞き手に何を伝えているんだろう?)というラーニング・ポイントが気になってしかたありません。

でもこれ、ゆるいメディアというインターネットTVの特性を考えると、それはそれでアリだったのかなぁ。考えてみれば、講師として話すときには汎用性が高いことしか言わないわけで、個別性が高い自分の体験談とかを話すいい機会だったかもしれません。

講師の職業病は封印して

ポイント4:必ずしもラーニングポイントにこだわる必要はない?

なお、ご存じの方も多いと思いますが、ユーストリームは配信画像の横に読者からのコメント欄であるソーシャル・ストリームが表示されます。これまたラジオのノリで言うと、読者からのハガキみたいなものでしょうか。最後の方にはなぜかワタクシの家族からの書き込みもあり、面白かったです。ということは、ソーシャル・ストリームをもっと有意義に使って、双方向的なメディアをイメージするとより面白くなったかもしれません。

ポイント5:ソーシャル・ストリームで双方向型を指向する

1時間の番組が終わった後は、「編集後記」的におまけ映像の配信があって、これは面白かったです。さらにくだけた感じが出て。逆に自分が視聴者のときには、そっちの方を見て、ゲストの人となりを見たいもんなぁ。

ポイント6:編集後記をつける

ちなみに、配信50回を超えた一生成長TVの過去のゲストが一堂に会するパーティーが開催されるそうです。「その分野の第一人者」の人と話せる貴重な機会ですから、これは嬉しいですね。

ポイント7:出演者を中心にコミュニティを形成する

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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