セミナーで分かりにくくなる原因の一つが、「指示代名詞」
ほら、「アレ」ですよ、「アレ」。
そう、「これ」、「それ」、「あの」など、既述のコンセプトを指し示すの言葉のこと。
日常生活ではフツーにつかっているけれど、セミナーでこれを多用されると、「『これ』って、何を指しているんだっけ?」と聞き手は分からなくなっちゃう。
中級者であれば、アタマの中に今話している分野に関するマップができているので、「これ」って言われても「あぁ、アレね」と分かる-アタマの中のマップに定位できる-んだけど、初級者ではそもそもマップがないわけで、「今聞いた話をどこに位置づけたらよいか分からない」となっちゃうからね。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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