「経営者たるもの、常に勉強せねば…」ということで、マーケティングテクノロジーフェアに行ってきました。そこで見つけた最新トレンドは、動画!面白い手法です。
営業・集客にテクノロジーを使う
こんにちは。MBAの三冠王ことシンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。私は営業活動や集客にテクノロジーを利用するのが大好きなタイプの経営者です。もともとがSE(システム・エンジニア)あがりというのもあってある程度「土地勘」があるし、生産性を上げるためには不可欠と思っているからです。
なので普段からマーケティング・テクノロジーにアンテナを張っている方だと思いますが、やはり展示会で生の最新情報に触れると新たな発見がありますね。
今回参加したのは、マーケティング・テクノロジー・フェア。100社以上がブースを構えて、自社の商品を紹介していました。その中でももっとも心惹かれたのが、MILさんの「インタラクティブ動画」です。
シナリオ分岐型動画コンテンツも
今どき、集客に動画を使うのは当たり前じゃないですか?ただ、単に見せるだけでなく、閲覧者が興味を持ったらクリックできるようにしてあげるのがこのサービス。
典型的には、動画の中で紹介された商品にリンクを埋め込みます。それをクリックすると販売ページに飛んで、動画で説明されていたものを買うことができます。
そして、このサービスが面白いのは、飛び先を別の動画にもできること。つまり、動画の中で、「あなただったらどうする?選択肢はAかB」と表示して、分岐型のシナリオを作ることができるのです。
これは、集客と言うよりも教育的なコンテンツ作りに利用できると思います。実際、昨年5月に参加した米国の人材育成カンファレンスATDでも、似たようなものが紹介されていました。テーマは、「最近の若者に対して上司としてどう振る舞うべきか」、というもので、選択肢をたどりながら、「なるほど、こういう対応はよくて、これはNG何だな」というのが学べます。
ただ、米国で見たソリューションはたしかDVDだったはず。そうすると、ひとたび作成すると、編集はけっこう面倒そうです。むしろ今回発見したMILさんのサービスのように、短い動画をどう繋いでいくか自分で設定できる方が、実用性が高いと感じました。
遙かなるビッグサイト青海会場への道
ということで発見があったマーケティング・テクノロジー・フェアですが、会場にたどり着くまでが大変でした。いや、マジで。
会場は東京ビッグサイトだったのですが、ヘンテコな形のビルがある本会場ではなく、「青海会場」というところだったのです。新橋からゆりかもめで行ったのですが、最寄り駅の「」からの道が分かりにくい。直通の通路があるのですが、その通路に入るためには、駅を降りて会場と逆の方向に進まなくてはならないので、まぁ、初見の人は絶対に分からないな。
ここら辺は、主催者がうまくやってくれたらよかったのに、と思ってしまいました。
Photo by Jason Lander
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。