Zoom社自身による、Zoomイベントの盛り上げ方の解説があったので共有します。
大規模イベントにはzoomウェビナー
こんにちは。MBAの三冠王ことシンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。先日紹介したZoomの年次イベント、Zoomtopia。ほぼオンライン上で行われたそうですが、その裏側の苦労話と、Zoomイベントを盛り上げるコツを主催者自らが公開してくれました。それが、Zoom社のブログ記事、「How We Did Zoomtopia 2020 — Our First Global Virtual Event」です。
とくに、「Pro tip(プロのコツ)」とまとめられたところは参考になるので、レポートしたいと思います。まずは、Zoomウェビナー機能に関してです。
Many people default to using Zoom Meetings for their online events. However, if you’re hosting a meeting with a large audience — and especially if participants are unknown — there’s greater potential for disruptions. Our webinar platform gives hosts control over larger events, and we’re constantly adding enhancements to help you interact with your audiences.
オンラインイベントというとZoomミーティングを使う人が多いのですが、聴衆が不特定多数で多くなると、問題が起きる可能性が高くなります。Zoomウェビナーは、大規模イベントでのホストコントロール機能が充実しており、聴衆とのインタラクティブな対話のための改善も続けています。
とのことで、Zoomウェビナーの利用が推奨されています。
そういわれてみれば、最近のZoomセミナーの参加者の中でも、「ウェビナーではどうなるんでしょう?」という質問をいただくことが増えました。提供者のZoom側としても、主催者側もZoomウェビナーの重要性は増しているようです。
Zoomの強みは他社とのコラボ
次のポイントは、他社とのコラボレーションです。
When collaborating with multiple partners and platforms, test (and test again!) to make sure your tools work well together and that each system can communicate and transmit data seamlessly.
複数のパートナーやプラットフォームとコラボするときは、連携がうまくいき、データのやりとりが滞りないようにテストが(そして、再テストが)必要です。
Zoom社いわく、Zoomtopiaは単なるイベントではなく、他社とともにZoomブランドを向上させる機会とのこと。私の主催するプレゼンテーション・カレッジでも、「Zoom連携サービス」の連載がありますが、これを見てもZoomは単独で存在するのではなく、様々なサービスを巻き込んだエコシステムを形成しているのが分かります。ただ、これを実現するためにはテストを含めて相当な努力が必要であり、このエコシステムこそがzoomの強さの源泉であると改めて感じました。
顧客満足度こそが重要
次のポイントは、顧客満足度の重要性です。
Focus on the viewer experience from beginning to end. Do attendees know how to watch the event? Will they have opportunities to interact with speakers and sponsors? Can you send a fun surprise in the mail to get them excited? Every detail matters.
イベントの最初から最後まで、ビューワー(視聴者)エクスペリエンスに集中すること。参加者はイベントをどのような方法で見るかを知っているでしょうか?参加者は、スピーカーやスポンサーと交流する機会があるでしょうか?招待メールの中にサプライズはありますか?神は細部に宿ります。
オンラインでは、参加者の反応が見えなくなりがちですが、それでは提供者側の独りよがりなモノになりかねません。しっかりと参加者中心の設計をすることが重要というのは納得です。
Photo by Sam Beebe
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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