最近立て続けに幕張に行っています。

目的は、展示会。

コロナ禍で中止されていたものが、どんどん復活してきて、やっぱり情報収集にはいいよな、と改めて感じています。

とくに、シーテック (CEATEC)という、テクノロジー系の展示会は、行ってよかった。

最近話題のメタバースとか、各社が一斉にブースを出していて、よく分かりました。

もっとも、結論としては「逆」になりましたが…

ちなみに、私の研修でクロスSWOT分析を学んだ方は、それを思い出しながら読んでみて下さい。

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あらためまして、こんにちは。

「MBAの三冠王」こと

シンメトリー・ジャパン代表の

木田知廣です。

※MBAとは…末尾に詳しく

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私が展示会に行く目的は、もちろんセミナーや研修を効率化するためです。

とくに、テクノロジー。

Zoomをはじめとして、これまでの学び方を大きく変えるインパクトがあります。

そして最近気になっているのがメタバース。

例の、インターネット空間に自分の分身(アバター)を登場させるというものですね。

イベントや研修などで使えるとのことで、興味津々。

ワクワクしながらSETECに行ったわけですが…

結論としては、メタバースでの研修は「ナシ」。

理由は単純で、めんどくさいからです。

だって、ゴーグルをかける必要があるじゃないですか。

もちろん、それを上回るメリットがあればいいのですが、別にZoomで研修に参加するのと、それほど大きな違いはないというのが現時点での私の結論です。

※VRゴーグルに関しては、動画で詳しく解説しています。
https://www.youtube.com/watch?v=hIR6REl99Wk

わざわざ幕張メッセまで行った割には、期待が裏切られる結果になってしまいました…

と思いきや、実は私にとっては大きな意味があります。

というのは、これから会社の方向性として、どこに取り組むかを判断する材料になるから。

新たな技術が出てくると、戦略オプションは増えます。

でも、よっぽどの大手企業でない限り、全てに取り組むことはできません。

私たちのような中小企業は、どこかに絞って力をかける「弱者の戦略」を採る必要があります。

ところが、この絞り込みは難しいところ。正直勇気もいりますね。

だから、私にとっては、メタバースという選択肢を「捨てる」判断につながったのは、大きな意味があったのです。

ということで、単なる情報収集だけでなく、戦略立案にもつながるので、リアルの展示会はやっぱりいいな、と思いました。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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