傲慢という病、ヒュブリス症候群

「ヒュブリス症候群」というのは、なかなか面白い(恐ろしい)ですね。

ちなみに、「ヒュブリス」はもともとギリシャ語由来であり、もともとは神に対する傲慢なふるまいをさしていたそうです。それが、オーウェン先生の定義によれば、他者への傲慢さになったということ。

日本語ではよく片田珠美先生の『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』という書籍とともに解説されることが多いようですが、もともとのオーウェン先生の説とは微妙に違う気がする。オーウェン先生の説のポイントは、脳内の神経プロセスにダメージを受けるとのことなので、単なる「人格が変わる」以上に脳の配線が変わる不可逆な変化を意味するような気がします(要検証)。

考えてみると、アメリカの巨大企業のトップは私生活において離婚する確率が高いような気がします。ビルもジェフもジャックも。ひょっとしたらこのヒュブリス症候群と関係しているのかもしれないですね。

信頼を得る6つの要素

ヒュブリス症候群の逆が、信頼を得る方法。これはこれで説得力がある。

一方で、ここでいう「信頼」って何?という話はある。原語では”Trust”だけど、”Credit” (信用)との使い分けがどうなっているかは知りたいところ。何でかっていうと、フラゲイル先生の「特異性信用」もすごく説得力があるから。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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