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2024/01/12付の日経新聞で、大阪高等共創研究院教授の桝沢琢史氏により、「脳波で機械動かすBMI」と題された論考が掲載されました。これ、私たちの将来の働き方を大きく変えるインパクトがありそうです。

ブレーン・マシーン・インターフェース(BMI)の可能性と実用化への道

ニューロサイエンスの最前線で、ビジネスパーソンの働き方を革新する可能性を秘めた技術が存在します。それが「ブレーン・マシーン・インターフェース(BMI: Brain Machine Interface)」。

この技術は、脳の信号を直接読み取り、機械を制御することを可能にします。米国のシンクロン社は、足からカテーテルを使って脳の血管に装置を挿入し、脳波でコンピューターを操作する試験を行っているそうで、10人の被験者を対象にしているとか。このような技術は、将来的にビジネスパーソンの働き方に大きな変革をもたらすでしょう。

BMIがビジネスにもたらす変革

BMI技術が実用化されると、物理的な制約がある環境でも作業が可能になります。例えば、重い物を動かす必要がある場合や、危険な環境での作業など、脳波を使ってロボットや機械を遠隔操作することで、安全かつ効率的に作業を行えるようになります。また、障害を持つビジネスパーソンにとっても、この技術は大きな可能性を秘めています。身体の自由が制限されていても、脳波を通じてコミュニケーションや業務を行うことが可能になるのです。

実用化に向けた課題と未来

もちろん、BMI技術の実用化にはまだ多くの課題が存在します。技術的な精度の向上、安全性の確保、倫理的な問題など、解決すべき問題は山積みです。特に、個人の脳波データの扱いやプライバシー保護は重要な課題となります。それでも、この技術が実現すれば、ビジネスパーソンの働き方だけでなく、医療や教育など多岐にわたる分野での応用が期待されます。

加えて、今回の論考では侵襲型、つまり外科的なやり方でデバイスを脳内に埋め込む方法が紹介されていましたが、非侵襲型の方が実際のビジネスの現場で使うとなると現実的でしょう。

いずれにしても、これから大きな発展が見込めそうで、目が離せません。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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