最新の世界イノベーション指数によると日本は13位にランクインしています。ただ、上位国との差はあるように感じますね。
世界イノベーション指数が示す日本人のイノベーション力
個人的な感覚ですが、日本人は「大きなイノベーション」が不得意だと思います。これを数字で裏付けているかもしれないのが世界イノベーション指数。9月に発表された2024年のランキングは下記の通り(カッコ内は前年順位)。
- スイス (1位)
- スウェーデン (2位)
- 米国 (3位)
- シンガポール (5位)
- 英国 (4位)
- 韓国 (10位)
- フィンランド (6位)
- オランダ王国 (7位)
- ドイツ (8位)
- デンマーク (9位)
- 中国 (12位)
- フランス (11位)
- 日本 (13位)
- カナダ (15位)
- イスラエル (14位)
イスラエルよりも日本の方が上なの?と若干違和感を覚えますが、研究開発投資の額などが影響しているのでしょうか。
世界イノベーション指数を主催するWIPOとは
ちなみに、過去遡って見ても、日本は13-15位あたりをウロウロしている印象です。上位のスイス、スウェーデン、アメリカなども「定位置」になっているようで、毎年調査する意義はあるのかという気もしてきます。
世界イノベーション指数を主催しているのはWIPO (世界知的所有権機関: World Intellectual Property Organization)。国連の一環として1970年に設立された組織です。その当時から知的所有権に関する問題意識が、ヨーロッパを中心に認識されていたのでしょう。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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