「ビジネスには勝ちパターンがある」って知っていました?

それが「経営学」です。

海外留学でビックリしたリーダーシップの研究

私がロンドン・ビジネススクールに留学してビックリしたことの一つが、リーダーシップに関する研究でした。

え?リーダーシップなんて、研究対象なの?

と思いますよね。

しかもそのリーダーシップの研究は、理系的。論文を読むとΣみたいな記号と数式が出てきます。つまりアンケート調査や統計学を駆使しながら、どのような行動が部下の成果と満足度に繋がるかを測定しているのです。

日本で幅をきかせる「エビデンスはオレ」

翻って日本。さすがに今どき、「戦国武将に学ぶ」みたいなのはないですが、研究に裏打ちされた提言はなされていません。

だって、本屋のリーダーシップのコーナーに行ってみてください。有名経営者の格言や、いろんな著者の「私はこう思う」という本が並んでいます。

もちろん、それを全て否定するつもりはありません。実際、有名経営者の格言が最新の研究結果と同じ方向性を示していた、なんて指摘もあるぐらいですから。

でも、著者の一人ひとりが自分の限られた体験に基づいて、「リーダーは○○だ」と提唱するのは、間違っています。

だってそういうのは、その人と同じ状況、その人と同じキャラクターでなければ通用しないじゃないですか。その手の本は、

エビデンスはオレの体験

のような幼い考え方に思えてなりません。

そういうのは卒業して、事実に裏打ちされて再現性のあるノウハウを学びませんか、と日本のビジネス界に問いかけたいのです。

「MBAの経営学」の意義

ということで、先週からボチボチと「MBAの経営学」シリーズを配信することにしました。リーダーシップに限らず、経営学のさまざまな分野の研究結果を紹介しています。

とか、

いうので、ぜひ研究に裏打ちされた経営学の理論を身近に感じて欲しいですね。そのためにぜひ私のX(旧ツイッター)アカウントをフォローください。

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この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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