「グローバル人材の育成」が注目を浴びている中、二つながらインスピレーションを与えてくれる文章を読んだのでコメント。

一つ目は、湯川さんの論評「『評価経済社会』への移行期における併存する価値観と、議論することの不毛さ」。

本題とは違うところなんだけど、後半、

 「価値観の異なる人同士の議論は不毛な結果になりやすい、と考えている。
  なので議論する必要はないと思う。」

というところ、ほぉ~、インターネットの時代においてはそういう考えもアリなのか~、と。

もう一つが、ガーゾン著、世界で生きる力 自分を本当にグローバル化する4つのステップ

パレスチナ問題なんかを題材として取り上げてるので、欧米人にとっての「グローバル化」では、

 価値観の異なる人どうしがどうやったら殺し合わなくてすむか

が必要なんだなぁ、と痛感した次第。後半にあったパレスチナ人の女性の話には胸をうたれました。先祖代々続く殺し合いの呪縛を解く、というのは、崇高に聞こえるかも知れないけど実際のところ大変だよなぁ…

日本企業では今盛んにグローバル人材の育成が叫ばれているんだけど、日本からの視点だけで考えるのは十分じゃない気がしました。

まあ、多くの会社はそれを分かってるからこそいろいろと迷っているわけですが。