雑誌連載の原稿、ようやく脱稿しました。

ネタ出しに先日来悩んでいたのが解消したので、スッキリ。原稿まで落とし込むステップを紹介したいと思います。

アイデアの源泉はネットから

まず、アイデアそのものとしては、「腸内フローラと緊張」というのがあったんですよ。これはもともとはネットで仕入れたネタで、「腸内細菌が脳を支配する?サイコバイオティクスの発見で揺らぐ『自己』」と題され記事をクリッピングしたのが今年の3月16日のことでした。てか、この記事、改めて読み直したけど面白いね。紹介されている「MyKinso(マイキンソー)」ってのやってみたくなったわ。19,440円とのことなので、ちと高いけど。

ちなみに、また同記事に戻りますが、バクテロイデス属、プレボテラ属、ルミノコッカス属という細菌叢のタイプも面白いね。離乳期に形成されると言うことは、食習慣というか触れあう相手の細菌叢に依存するんだろうけど、地域差があると言うことはDNAのハプロタイプとも相関ありそう。いまちょうど、DNA検査の結果を楽しみに待っているんだけど、おそらくワタクシ、肉食中心のバクテロイデス型だと思うんだよね。食べ物の好みとか考えると。DNAタイプでイヌイットとかと似たタイプ、とかでたら面白いな、と。

アイデアを「蒸留」する

で、本題に戻りますが、原稿化のプロセス。

「腸内フローラと緊張」と言うネタだけでは実は一本の原稿にならなくて、そこにオリンピックという時事ネタをからめたのが今回の工夫です。雑誌が世に出るのが7月末なので、「その頃の世の中は何がブームかなぁ」と考えたとき、当然オリンピックを思いついたのです。そこからは一瀉千里で、オリンピックと言えば北島康介選手、北島康介選手と言えば「チョー気持ちいい」で原稿の骨子ができあがりました。こうやって、アイデアを蒸留していく過程はむしろ楽しいですね。アイデア出しの苦しさと一転して。

文字数調整は足したり引いたり

あとは原稿書きですが、雑誌の場合ウェブと違って文字数の制限があるんですよ。なので、ザックリと書いてみるときはちょっと多めの文字数で、その後削ってちょうどに収まる、と言う感じでしょうか。たとえば今回は、

フランスの哲学者パスカルはかつて、「人間は一本の葦である」というセリフを吐きましたが、それに倣うと「人間は一本の管である」と言いたくなりました。

という一節を入れていたのですが、文字数調整の過程で削減しました。代わりに鈴木啓太選手が(というか、元選手か)社長を務めるベンチャー企業の話題を入れたりして。

この後、構成の過程でまた文字数調整が出てくることもありますが、内容的にはほぼほぼこれで終了。一仕事終えたすっきり感がありますね。

urawa reds photoPhoto by supermoving