雑紙の連載が始まった。
IR誌、ジャパニーズ・インベスターで、「投資再チャレンジ推進会議」というタイトルで掲載させていただいている。
内容的には、タイトルから想像できるとおり。
いちど株で痛い目に遭ってしまった人向けに、安定した投資を進めるというものだ。
もちろん、いきなり解説は始まらない。最初にマネー体験ストーリーがあって、その後に解説、というスタイルはセミナーでもやっているとおり、ケース・メソッドを踏襲している。
で、このストーリー中で主人公が投資に失敗してボーゼンとするシーンがあるのだが、これ、取材に基づいている。
仕事柄(?)投資で失敗した経験を聞く機会って結構あって、「へぇー」といつも参考にさせてもらっているのだ。
株の他にも、FX(外国為替証拠金取引)での失敗はけっこう強烈で、気の毒を通り越して笑っちゃうような(失礼!)失敗談も聞く。
もっとも…
人の失敗談を聞いたからと言って、自分に活かせるかは別で、考えてみれば、ソニーの株を持っていたときにも、大きな下落局面でボーゼンとしていたことを思い出したりする。
「損切り」って簡単には言うけれど、実際には難しいものということ。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」なんて言うが、まさに愚者。自分で痛い目に遭わないと、教訓は得られないものですね…
まあ、だからこそ、自分(や人)の体験を、マネー体験ストーリーでできるだけ臨場感を持って伝えたい、と思うのです。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。