私はX(旧ツイッター)で「MBAの心理学」シリーズを配信しています。
自分で言うのもナニですが、これがまた面白いんです。
たとえば、心理学でいう「認知的不協和」。
心理学の実験で、ある単純作業をするというものに参加者を集めました。
実験後に謝礼がもらえますが、わざと1ドルもらえる人と20ドルもらえる人に分けます。
では、問題。
どちらの人の方が満足度が高かったでしょうか?
答えは、1ドルもらった人。
え?そうなの?と意外かもしれませんが、解説を聞くと納得。
報酬1ドルの人は、実験直後は不満たらたら。
つまらない実験に参加したのに、わずか1ドルぽっちの謝礼しかもらえないのは納得いかない…
なんて。
こんな気持ち(認知的不協和)を解消するために、
「あの実験、実はは楽しかったのだ」
と自分で自分に言い聞かせるのです。
逆に、20ドルもらえた人は、「つまらない実験をさせられたのだから、これぐらい当然だ」と考えたのでしょうね。
う~ん、人間の心理って深い…
と思っていたんですが、この心理学の実験、あやしいんですって。
なにやらデータに改ざんの可能性があるようで…
それを明らかにしてくれる本がこちら。
Science Fictions あなたが知らない科学の真実
https://www.amazon.co.jp/dp/4478113408
ちなみに、扱っている分野は心理学だけではありません。
あらゆる分野でこの手のダマシはあります。中でも個人的に恥ずかしいのが…
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この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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