中国語の勉強をしていると、発音が難しいのは当然ですが、中国古典に対する見方が変わりますね。
難しい中国語の四声
中国語の発音が難しいのはご存じでしょう。いわゆる四声というやつで、自分が発音するのはもちろん、聞き取りも難しいものです。最近はリスニングの特訓をしていますが、まぁ、分からないこと分からないこと。
日本語とはイメージが違う中国古典
ただ、そうは言っても、「音」から中国語になれてくると、これまで親しんできた中国古典が違って見えてきます。たとえば三国志。メインキャラクターの一人、張飛は「ちょうひ」読みですが、中国語ではZhang fei。どちらも第一声なので平板な音。feiの音が、それこそ空を飛ぶ感じで、張飛というキャラクターのイメージが伝わってきます。
あるいは漢詩も違って聞こえてきて、たとえば有名な「渭城(いじょう)の朝雨(ちょうう) 軽塵(けいじん)を浥(うるお)す」というもの。日本語訳の読み下し文(だっけ?)も格調高くていいのですが、中国語で発音すると、また違って聞こえてきます。
こういう発見も、語学を学ぶ楽しみの一つでしょう。
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この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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