ひところ真剣に、弥生会計からfreeeに乗り換えようと検討したわけですが、結局は「ないな」という結論です。てか、よく考えたら高くないか?費用が。

■■ 夢をかなえるマネー術 Vol.347 ■■━━━━━━━━━━━━━━━

ITに取って代わられない「本業」ってあります?

(編集後記につづく)

<目次>──────────────────────────────

【1】「クラウド会計ソフトfreee」を勝手格付け

【2】外国人が見た日本の不思議        米国で定番の会計ソフト

【3】復活!銀座ランチマップ    老舗発 ハヤシライスは トマト味

【4】マネカレ指数~ 日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~

【1】マネー情報を勝手格付け~ 世にあふれるマネー情報、「使える」のはどれだ?

accounting photo

会社経営の方、社内の会計ソフトって何を使ってます?

この分野では「弥生会計」という大ベストセラーがあって、当社もご多分に漏れずにそれを使っています。

ただ、最近ソフトを乗り換えようかと考えていて、そのココロは「クラウド型」の会計ソフトが出てきたから。

 全自動のクラウド会計ソフトfreee

クラウド、つまりインターネット上で入力しようと言うものですが、何が便利って、様々な会計データの取り込みが自動でできること。

たとえば、クレジットカードの明細表とかって、入力がめんどくさいじゃないですか。それを自動で入力してくれるのが、手間の削減という観点から便利なのです。

ちなみに、この手のクラウド型のソフトの場合、「無料から使える」というのがキャッチコピーになっている場合もありますが、実際のところは会社の会計ソフトとして使う場合には無料機能だと不十分かと思います。

有料だと、月額3,000円ぐらいかかることになりますね。

となると、導入はちょっと現実的ではないかな~、というのが現段階での判断です。だって、月3,000円って、年間にすると36,000円ですから、それなりのお値段です。弥生会計はだいたい3万円ぐらいなので、1年使えば弥生の方がお得になってしまいますね。

あと、先ほど説明した自動取り込みも、銀行口座には対応していないとのこと。これはセキュリティ上の理由なのでやむを得ないのですが、利便性が一段階落ちてしまうかもしれません。

この手のクラウド会計ソフトはいろいろ出てきているので、お互いに切磋琢磨しながら機能も価格も良いものにしてもらえると、ユーザーとしてはありがたいですね。将来性に期待です。

分 野  :☆ふやす ☆かりる ★つかう ☆そなえる ★かせぐ

難 易 度:★★★☆ (中上級者向け)

オススメ度:★★☆☆

●データ

サービス名: 全自動のクラウド会計ソフトfreee

分 類  :ウェブサービス

発行頻度 :-

提 供 者:freee 株式会社

閲覧者数 :-

H P  :http://www.freee.co.jp/

【2】外国人が見た日本の不思議~世界ナンバーワン経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル記事~

「勝手格付け」で紹介した会計ソフト、米国ではQuickbookというのが定番です。

Quickbook

やっぱりクラウド型になっていて、そのお値段は月額26.95ドル。

と言うことは、ほぼほぼ月額3,000円と同じなので、会計ソフトの価格帯はこのあたりに収斂しそうですね。

【3】「銀座ランチマップ」~今週のイチオシは?~

「カレー激戦区」の銀座で老舗と言っても良いのが「蜂の家」。佐世保カレーというのが売りで、辛みと甘みが絶妙のハーモニーを奏でて、一度食べてもしばらくたつとまた食べたくなります。

その名店で今回挑戦したのが、ハヤシライス。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10201990335304361&set=o.287009508078805&type=1&theatre

お味は…酸っぱ~!

「トマトをふんだんに使った」ってメニューにあったので想像すべきでしたが、かなりの酸っぱさ。個人的には、失敗でした。

 蜂の家 (ハヤシライス、890円)

マネカレ・バリュー:★☆☆ (1つ星)

分煙状況:禁煙

アクセス:https://www.facebook.com/GinzaDeLunch

【4】マネカレ指数~ 日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~

あやうく1万4千円台を割るところでした

2014年5月7日の

        マネカレ指数: 11,241円

        日経平均株価: 14,033円

これまでの投資金額:     3,920,000円

儲け:             973,844円

単純な利益率:          24.8%

(マネカレ指数とは)

2006年7月19日(水)をスタート・ポイントとして、毎週水曜日に日経平均株価に

連動する投資信託を1万円買いつづけた場合の平均購入単価です。

マネー・カレッジの「夢をかなえるマネー術」の投資方法の参考にしていただくた

めに計算しています。

このコーナーの説明はこちら

http://www.money-college.org/blog/campus/?p=2934

【編集後記】

こんにちは。マネー・カレッジ代表の木田知廣です。

「勝手格付け」では会計ソフトを紹介しましたが、経理以外のビジネスパーソンにはあまり関係ないかもしれないですね。

「会計」と聞くとついつい簿記の知識と会計ソフトを使って決算書を「作る」方に目が向いてしまいますが、それは経理とか税理士の世界だけ。

フツーのビジネスパーソンにとっては、むしろできあがった決算書を使って、「会社の本当の姿をどう見抜くか」、「ビジネス上の意思決定をどう合理的に行うか」の方が重要です。

ただ、それでも今回会計ソフトを紹介したかったのはわけがあって、クラウドなどのサービスで時代が変わっていることをお伝えしたかったから。

ちなみに、最近ではクレジットカード決済も変わってきていて、スマホがあればどこでもクレジットカードでお支払を受け付けることもできるそうです。

こういう時代だからこそ、手間のかかるところはIT化して、余った時間を「本業」に注ぐというのが正しいあり方なのではないかと思います…

と言う言葉は、一見当たり前に聞こえるかもしれませんが、実はその「裏」を考えるとけっこう怖いですけどね。

だって、IT化が進むと言うことは、これまで発生していた「手間がかかる作業を行う」という仕事がなくなっていくことになるのですから。

なので、これからは、ITに取って代わられない自分の「本業」を定めて、そのためのスキルアップを継続的に行うことが不可欠なんだと思います。

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この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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