STEM教育に関して、もしくは「ラズベリーパイってどうよ」という内容です。
どうも、欧米の方が子供の教育も国家戦略とアラインしている気がしますね。
日本だと、「そもそも」論が先行して、こういう教育は現場への導入に時間がかかる気がする。
■■ 夢をかなえるマネー術 Vol.392 ■■━━━━━━━━━━━━━━━
「算数が昔苦手だったから、せめて自分の子供には…」ってアリ?
(編集後記につづく)
<目次>──────────────────────────────
【1】「ラズベリーパイ」を勝手格付け
【2】外国人が見た日本の不思議 米国競争力のキモはSTEM
【3】復活!銀座ランチマップ ミソつけ麺 そばの風味を 殺してる
【4】マネカレ指数 ~日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~
目次
【1】マネー情報を勝手格付け~世にあふれるマネー情報、「使える」のはどれだ?
理系と文系って、キャリアの面からはどちらの方が得だと思います?
昔は断然文系で、上場企業の社長にしめる理系文系の割合が3割ぐらいだったそうです。
ただ、最近はちょっと流れが変わっている気がします。これからの時代、理系的な要素はあらゆるビジネスに不可欠でしょう。
もちろんそれは、先週紹介した「21世紀型スキル」のようなIT系のものもあれば、統計学だってビッグデータの影響で重要性を増していくことは明白です。
ということで、前置きが長くなりましたが、子供の理系教育にちょっと面白いものを紹介したいと思います。
写真で見ると分かりにくいのですが、ホントに小さいですよ。上から見ると名刺サイズぐらいなので。
ただこれ、ホントにハードウェアだけなので、ここにOSやソフトをインストールしたり、ハードウェアをつないだり…と、いろいろ楽しむ過程で理系的な考え方が身に付くというものです。
昔、私が子供の頃には「電子ブロック」ってオモチャ?があったんですが、コンセプトとしてはアレに近いかもしれません。
ただ、私個人の体験では、電子ブロックは説明書にあるとおりやっていたら動いたり、動かなかったり…で、今イチ教育的な観点からは役に立たなかった気がします。まあ、今にして思えば、ですケドね。
もちろん、使い方だとは思いますが、子供の理系教育に興味を持たれている方は、今回紹介したラズベリーパイ、チェックしてはいかがでしょうか。
分 野 :☆ふやす ☆かりる ☆つかう ★そなえる ★かせぐ
難 易 度:★★★☆ (中上級者向け)
オススメ度:★★★★
●データ
サービス名:ラズベリーパイ
分 類 :コンピュータ
発行頻度 :-
提 供 者:ラズベリーパイ財団
閲覧者数 :-
H P :http://ja.wikipedia.org/wiki/Raspberry_Pi
【2】外国人が見た日本の不思議~世界ナンバーワン経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル記事~
「勝手格付け」で紹介した子供の理系教育、米国ではSTEM教育とも言われます。
Sience (科学)
Technology (技術)
Engineering (エンジニアリング)
Mathmatics (数学)
の頭文字を取ったものですね。「エンジニアリング」と入っているのは、ITだけでなく、ロボットや電気自動車など、機械的なハイテクも含めた教育というニュアンスですね。
もともと提唱したのはアメリカ国立科学財団ですが、その背後にはこれらの分野で秀でることが国家としての競争力につながる、という米国政府の思惑があるんですよ。なので最近、一部ではSTEMというのはバズワードになっています。
【3】「銀座ランチマップ」~今週のイチオシは?~
「わさびミソつけ麺」というのを食べてみました。
悪くはないんですが、それほどスーパーでもない。てか、せっかくのこの店のお蕎麦の風味を消してしまってもったいないかな。
そじ坊 (わさびミソつけ麺、880円)
マネカレ・バリュー:★☆☆ (3つ星)
分煙状況:禁煙でした
アクセス:https://www.facebook.com/GinzaDeLunch
【4】マネカレ指数~日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~
いっとき、2万円も超えたそうですね
2015年4月15日の
マネカレ指数: 11,636円
日経平均株価: 19,870円
これまでの投資金額: 4,380,000円
儲け: 3,076,298円
単純な利益率: 70.2%
(マネカレ指数とは)
2006年7月19日(水)をスタート・ポイントとして、毎週水曜日に
日経平均株価に連動する投資信託を1万円買いつづけた場合の
平均購入単価です。
マネー・カレッジの「夢をかなえるマネー術」の投資方法の参考に
していただくために計算しています。
このコーナーの説明はこちら
【編集後記】
こんにちは。マネー・カレッジ代表の木田知廣です。
「勝手格付け」で紹介したSTEM教育、文系の人は苦手意識を持っている場合も多いですよね。「いやぁ~、数学は昔から好きじゃなくて」なんて。
だとしたら、なおさら子供にはそういう苦手意識を持たせたくないじゃないですか。その一環としてラズベリーパイを紹介しました。
不思議なんですが、「英語が苦手だから、自分の子供には…」、「ピアノを習いたかったから、自分の子供には…」という話は良く聞きますが、「算数が苦手だったから、自分の子供には…」という話はあまり聞かないこと。
ラズベリーパイで遊ぶなんてことをきっかけに、子供も楽しくSTEMに取り組めるといいな、と思います。
ちなみに、数字という面では、会計も苦手意識を持っている人が多いもの。
これまた「入り口」の問題で、簿記から入ってしまうと「面白くない」と感じる人が多いような気がします。
まずは私のセミナーのような、「会計を使う立場」から入ってもらうのが良いかと思います。
初心者からステップアップまで、会計入門セミナー
- 初心者のための会計入門セミナー
- マスター講座 ワークショップで財務3表を徹底理解
- マスター講座 会計・財務・経済を徹底理解
講師はもちろん、プレゼンにも「効く」
- 講師養成入門セミナー
- マスター講座 講師コミュニケーション術
ビジネスマン必須のロジカルシンキング
- ロジカルシンキング講座 基礎編
- マスター講座 ロジカル・コミュニケーション
Photo by Espen Klem
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。