明日から米マサチューセッツ大学のMBA講座の授業が始まります。
個人的には「ハイブリッドMBA」と読んでいるんですが、この講座はリアル(対面)とオンラインのどちらでも受講できるんです。
そうすると当たり前だけど、世界中から生徒さんが集まってくるんですよね。以前のクラスでは、アフリカのケニヤから受講してくれている人がいて、ちょっとビックリしました。でも、よく考えたらフツーにできますよね、ネット環境さえあれば。
あとは、そんなオンライン受講の方にも、学びをどう届けるか。
単に知識を伝えるだけなら本を読んでもらえばいいわけですから、行動につながる気づきをいかに形成するか、ですね。
最近ちょっと気になるのは、世の中全体ではMBAが「資格化」していること。
まあ、たしかに「大学院卒」の資格という側面はあるのですが、本来的にはそうじゃないと思うんですよ、MBAというのは。
大事なのは、とる過程で何を学び、とった後にどう行動が変わったか。
この観点が抜け落ちると、「MBA とったけれども 使えない」となってしまいますからね。
Photo by John H Lyon1
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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