日本経済新聞の人気コラム、大機小機が面白かった。
オバマ米大統領の金融改革案を題材に、米国も事後監督型から、事前規制型の金融行政へと転換しては?と提言している。
まあ、米国にとっては大きなお世話かもしれないが、オバマ大統領の改革案を見ると、日本と共通する点もあって、頷けるところも多い。
一方、アメリカ型の事後罰則ポリシーが経済のダイナミズムを生み出してきたのも事実で、ちょっとレベルは違うが、グーグルの新しいサービスを有無力なんかも、「事後規制」型なんだろうな、と思う。
サブプライム問題の余波で金融規制を強める論調が日々多いが、経済の成長を阻害しては本末転倒だろう。ましてや、これからの日本経済は人口減少なんだから、ね。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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