T-1グランプリ参戦してきました。
結果は…
出場6人中5位!
残念ながらグランプリには届かず!!
まーでも、やるだけのことはやった、ということで、スガスガシイ気持ちです。
聴衆の多くの方は塾講師だったので、「一番役に立つと思った模擬授業」という採点基準だと厳しいしね。
そういう意味では、同じ土俵で戦っていた他の出場者の先生方には、その勇気に拍手を送りたいと思います。
そして、それはおそらく、皆さん普段から塾の生徒などに評価されるというプレッシャーを感じているからこそ、今回のイベントに参加される決断をできたのだし、したのでしょう。
公式の学校教育の中では、サービス受容者である生徒から評価をうけると言うことはないわけで、この点においても塾業界の方が構造上取り組みやすいイベントだったのではないかと思います。
あと、本番のイベント中でフィードバックの時間がもっと欲しかったですね。まー、それがなくてもかなり長丁場のセッションになってしまったわけですが、お互いにスキルアップするという観点では、これはマスト。
とくに、「標準ビジネスファシリテーションモデル(SBF1)」に照らし合わせて考えると、
・難しいコンセプトをたとえ話を使って説明している
・質問によってこれから説明することへの問題意識を高めている
・板書技法2:マトリックスにした板書で論点を整理している
・PARLの法則にのっとって、i) 整合性、ii) 新規性、iii) 汎用性のあるLPを提示している
などは、皆さん苦労されていたようなので、ここを会場を巻き込んで議論できるとさらに面白かったはず。
逆に、グランプリを取った鈴木先生(英語が嫌いな中三生向け英語)は、たとえ話、インタラクション、場作りとかがうまかったと感じました。
いずれにしても、普段はなかなか「見える化」されていない教えるスキルを一堂に会する場としては大成功だったと思います。
主催者の別宮先生、そしてスタッフの方、皆さんお疲れさまでした。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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