先週の「MBAの心理学」は研修の定着。研修で学んだことが頭の中に焼き付いて、日々の行動が変わり、ビジネス上の成果に結びつき、最終的には企業価値増大につなげる。

もとの論文をあたってないのでアレですが、この提言は若干狭い(ピンポイント)過ぎる気がする。一口に「研修後の目標設定」と言っても、幅広いわけで。

あと、「学習者参加型」の定義もけっこう重要。直感的には、欧米のそれと日本人が求めるものは異なる気がする。マイケル・サンデル先生の講義とか、いつもモヤモヤ感が残らない?この観点では、

こっちの方がピンとくるかな。これをどう乗り越えるんだという議論は必要だけど。

同様に、こっちも実用的。何が何でも無理矢理、というわけじゃなく、ワークブックを見直すだけでも良いというのは心強い。

実際の現場では、動画をからめるともっと効果的だと思うけど。それも、一般的な動画でなく、アダプティブ・ラーニングの動画なら最強。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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