先日たまたま見たテレビ番組によると、生理学の分野を中心に「常識」が誤っていたとの発見が相次いでいるそうです。

タンパク質は運動後30分以内、のウソ

たとえば、タンパク質の摂取。運動後、とくに「筋繊維を破壊するような運動後の30分以内にとるのが効果的」が常識だったわけですが、それが違う、と。筋肉は24時間かけて修復するので、運動後24時間以内の摂取ならOKというのが新常識だそうで。

何だか納得いかないですけどね。実は講師の仕事ってけっこう肉体労働で、丸1日講義をするとけっこう身体にキます。だから、講義直後にタンパク質をとれるよう、プロテインバーを買ったりプロテイン入りのドリンクを用意して工夫していたんですが、無駄だったのかー。

ジョギングは20分必要なかった

似たような話は脂肪燃焼にも。昔の常識では20分以上運動してはじめて脂肪の燃焼が始まる、と。でもこれも最新の理論では違っていて、こまめな運動でもいいそうです。

そう言えば、先ほどの筋肉の話に戻ると、「超回復」も否定されていたような気もします。例の、一度破壊された筋繊維は、以前よりも強くなってよみがえるというヤツ。

ただ、ふと思ったんですけれど、今の最新常識も10年後には変わっているかもしれませんね。紆余曲折の結果、元に戻ったりして。あまり理論を信じすぎない方がいいのかもしれません。

protein photoPhoto by philnelson

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中