短歌が好きで日経歌壇は定期的にチェックしていますが、やや違和感もあって…
大人気だったサラダ記念日
昔の話になりますが、俵万智さんの「サラダ記念日」という歌集があって、「いいな」と思いました。こんなのね。
湯豆腐を好める君を思いつつ小さな土鍋購いており
今読んでもいいですね。
他にも、歌人にして細胞生物学者の永田和宏さんも硬派でいいですね。
微妙な空気の日経歌壇
そんなわけで毎週土曜日の日経歌壇は楽しみにしています。ときどきいい歌があったら書き留めておいたりしてね。
ドア近き車内に立ちて今日ひと日勤務のための貌を調う
関根忠幹さんの作品ですが、サラリーマンならば、「わかる~」となるじゃないですか。
ところが。
日経歌壇、選者の先生がお二方なのですが、穂村弘先生の選ぶ歌は、ぜんぜんピンとこないの。たとえば、
食パンの青黴きれい台風が熱帯低気圧に変はりゆく夜
前半と後半でロジックが通ってなくて、「え~っと、どういうこと?」と思ってしまいました。
こういうのは、短歌と言うよりも俳句っぽいんじゃないかと思いました。だとしたら、それはそれでアリなのかな。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。
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