あなたの「人生の師匠」は誰ですか?

学校の先生じゃなくてもいいんです。会社の上司や人生の先輩、あるいは本や言葉を通じて影響を受けた人。

  • 自分を成長させてくれる
  • 自分の足りないところを教えてくれる
  • 「あの人みたいになりたい」と自然に憧れる

そんな存在があなたにはいますか?

私の場合、そんな一人が故スマントラ・ゴシャール先生です。

ロンドン・ビジネススクール時代に教えを乞うて、それだけでも「すげぇなぁ…」と圧倒される想い。

そして先日、改めてその偉大さを実感する瞬間がありました。

入山先生の「世界標準の経営理論」を読んでいたときのこと。そこにスマントラ先生の名前が登場し、思わず胸が熱くなったのです。

多国籍企業の戦略の方向性を理解する上で、MBAの教科書に間違いなく紹介されるのがIRフレームワークだ。(中略)ロンドン・ビジネススクールのスマントラ・ゴシャールが1990年代初頭に提示したフレームワークで、現在もMBAの授業では基本中の基本フレームワークとして紹介される。

思わず、「くぅ、かっこいい」と声が漏れました。スマントラ先生が若くして亡くなってしまったのはとっても残念だし悲しいのですが、その業績はいまだに輝き続けています。

ちなみに一昨日、3月3日はスマントラ先生の命日です。毎年このタイミングで、「自分はどれだけ近づけただろうか?」と自問自答する習慣がすっかり身についてしまいました。

もしここまで読んでくださったあなたにも、人生の師がいるのなら——
今日という日を、その人に思いを馳せる時間にしてみませんか?

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この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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