子供の教育って難しいですよね。先日も尊敬するコンサルタントの方と、「中学受験はありかなしか」という議論をしましたが、結論は出ませんでした。「難しいですよねぇ…」で終わってしまって。

その難しさの根源は、測定することができないことにあります。別に有名中学校に進学することがゴールではないわけで、「どういう状態に達したら成功なのか」が定義しにくいものです。

結果として、子供の教育の成否には哲学的な考察が関わってきます。たとえばこれ。

まぁ、言いたいことは分からないではないですが、「だったらどうするの?」という次のアクションが見えませんね。

この難しさを加速させるのが「臨界期」という概念。

もしも、何かを学ぶには適した年齢がある事-つまりは、その時期を逃すと学習が大きく損なわれる-が真実ならば、何をどの時期に学ばせるかは余計に難しいことになります。

ましてや、オリンピック競技においては、このような特性があるとすれば、難しさはなおさらですね。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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