今日はTさんとランチ。
もともとはビジネススクール関係で知り合って、現在はライフサイエンス系のベンチャーを経営する気鋭の起業家だ。
流れで、起業家の資質についての話になった。
Tさん 「ほら吹きって言うか、ガンガン言っちゃうって要素も必要なんでしょうね」
たしかに。
実際に自分がベンチャーを始めて見て思ったのは、想像力、あるいはもっと品がない、「妄想力」とでも言うべきものは、起業家には必要だということだ。
だって、現状では何もないんだから。
その真っ白な状態でも、将来の絵をありありと、手に取れるほどのリアルな感触で描けるかどうかで、そのビジネスの将来はきまる。
人から見たら、「妄想たくましいね?」といわれるぐらいの大胆さと、生々しさが必要なんじゃないかと思うのだ。
ちなみに、私の場合…
先日のラジオ収録で、「将来は?」と聞かれたときに、思わず、
コンビニです!
と言ってしまった。
投資教育をワンストップで、しかもアクセスしやすい場所で提供するという妄想を、コンビニに託したのだ。
あとは…
どこまで自分の脳内で、リアルな「投資教育のコンビニ」を描けるかにかかっている。今夜も妄想をたくましくして、眠れそうにない。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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