今日も気持ちよく死ねました。昔誰かが言ってたけど、コーチの役割は、選手を練習の時に気持ちよく死なせてあげることだ、と。生殺しは良くないってことね。よくあるでしょう、ヘボコーチの場合、当初言っていたメニューが終わったあとに、「もういっちょいくかぁーっ」てのが。アレはダメで、選手が余力を残すようになっちゃうからね。そうではなく、上限はきっちり守って、変わりにそこまでは徹底的に追い込む方が良い。
具体的に言うと、ミットの2R目の最後の30秒ぐらいで、1234+BS+12をやってたんだけど、「あとはゴングまで!」と言われて、気持ちよく死ねたのが良かったデス。
さらに良かったのは、今日のテーマである、「フットワーク」を最後まで意識し続けられたこと。体力的に追い込んじゃうと、ベタ足になってパンチばかりのケースがこれまで多かったけど、今日のはフットワークをずーっとできました。あ、主観的事実としては、ね。端から見て本当にステップが踏めてたかどうかは分からないけど、自分的には動かせて他のが良かったなー、と。
●テーマ
-フットワーク
-パンチの強弱
●メニュー
-シャドウ2R
-マス3R
-筋トレ
スクワット50回
腕立て20回
-ミット2R
-30秒連打20分
●ポイント
-マス
ガードを堅い人を崩すのは難しいね。こじ開けるために、左をもっと上手く使えればいいのかな。単なるジャブだけでなく、LF、LU、LBF、LBUとかね。加えて、そこからのコンビへのつなぎか。
あー、でも、パンチの強弱はあんまり意識できてなかったな。ショートレンジでは、ちょこっと考えるんだけど、ロングレンジで離れている時に強弱もないしな。
一方、フットワークはけっこう意識できていた。あともうちょっとスムーズに行くと良いんだけどね。
-ミット
相手の腕を払って払ってパンチというのが新しいコンビネーション。相手がオーソドックスの時には、相手の左を払って、右を払って(自分の腕は、右+左)、LS。相手がサウスポーの時は、相手の右を払って左を払ってLF。これ、良いね。マスのところでも書いた、ガードが上手い人をこじ開けるのに使えるね。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。